昨日、国内向けに字幕と一部吹き替えを適用した新トレーラーがお披露目されたCDPRの人気RPGシリーズ最新作「The Witcher 3: Wild Hunt」ですが、昨日ドイツで発売されたGameStar XL誌4月号に本作の新ビルドを2日間に渡って制限なくプレイしたハンズオンプレビューが掲載され、ゲームシステムやUI/HUD、オープンワールドの構造など、大量の新情報が登場しています。
さらに、GameStarが本日公式Twitchにて“The Witcher 3: Wild Hunt”特集に伴いユーザーの質問に答えるQ&Aセッションを実施し、こちらも同じく多数のディテールが判明する状況となっています。
今回は、特集と配信から浮上したディテールをまとめてご紹介しますが、内容はドイツ語から英語にまとめなおしたもので、ハンズオンのインプレションが含まれることから、一部情報が正確ではない可能性がありますので、閲覧には十分ご注意ください。
- GameStarのハンズオンは2日間に渡って計12時間プレイしたもので、レベル7に到達したとのこと。レビュアーはゲラルトと過ごした2日間が33年に及ぶゲーム歴において最も美しく、刺激的で圧倒的な経験だったと報告している。
- 1月のプレス向けハンズオンイベントを経て、戦闘システム(フローやレスポンス)がさらに改善された。マウスとキーボードのコントロールについては現在も改善を進めているものの、ゲームパッドを利用したプレイは非常に滑らかで正確だった。また、マウス+キーボードとコントローラーの操作は、シームレスに変更可能で、UIも動的に変化していたとのこと。
- 確認された難易度はイージーとノーマル、ハード、ダークで、難易度はいつでも任意に変更可能。難易度は敵の体力ではなく、敵のAIが変化し、低い難易度でプレイする場合、敵が攻撃を回避する頻度等に変化が見られたとのこと。
- HUDは個別にカスタマイズ可能で、マップ用のマーカーやクエストマーカーまで非表示に設定可能。これによりHUDを完全に表示しない状態でプレイ可能だった。
- モンスターハンティングの報酬について、依頼者と報酬の額を決める交渉用ミニゲームが存在する。報酬に望む金額を入力することで、NPCの反応が提示され、過剰な額を提示した場合は交渉が決裂する。
- 冒頭のチュートリアル兼導入的なコンテンツとして用意されるKaer Morhen砦のシーケンスは、4~5時間程度のプレイボリュームを擁する。なお、オープニングシーケンス以降もKaer Morhenを複数回訪れる機会が用意されている。
- 馬には、アイテムの収容数を拡張する“Saddlebag”や馬から振り落とされる可能性を減らす“Blinders”、馬のスタミナを増加させる“Sattle”といった装備品が用意され、何れもクラフト可能だった。
- ハチの巣をクロスボウで撃ち、怒ったハチが周囲のモンスターを襲うといった環境のインタラクションが多数確認された。
- 船にはダメージモデルが存在する。
- シリがプレイ可能となるパートは、本編に比べてストーリーに沿うリニアな展開を特色とし、RPGよりもアクションアドベンチャー色が強く、ボリュームは約5~10時間程度。また、トレーラーにも描かれた通り、シリはテレポート的な能力を持ち、さらに強力な能力が用意されている。
- 2日間に渡ってプレイしたハンズオン中にGameStarが確認したバグは僅か3つだった。
- 大都市Novigradには、進入できない家屋が存在する。また、ボタンを使用するドアの開閉は廃止され、多くがスイングドアに変更されている。
- ハンズオンはGTX 980でプレイし、1080p解像度で全てのグラフィックス項目を最大に設定し、NvidiaのHairworksを有効にした状態で良好かつなめらかに動作していた。なお、本作のグラフィックス設定には今回も“Ultra”が用意されている。
- ゲーム内の世界にはNovigradに加え、Oxenfurtが同規模の大都市として登場する。
- また、前作に登場したポンター川流域の街“Flotsam”に近い規模の村が25も存在している。
- 50レベル用のスキルスロットが確認された。最大レベルはさらに高い模様。
- 新たに導入される潜水は、まだコントロールが最適化されていないものの、どこでも潜る事が可能だった。
- サイドクエストの仕上がりは素晴らしく、関与した人々がそれぞれにゲラルトの物語を語る様子が確認された。
- 音声と字幕は異なる言語から自由に組み合わせることが可能だった。
- Day1パッチが配信される予定。
- アイテムや装備のクラフトと分解が確認された。
- 大都市NovigradとNo Man’s Landは同一のオープンなエリアで繋がっており、Skyrimよりもはるかに巨大だった。大陸側とSkellige諸島を移動する場合、さらに幾つかの巨大な建築物や特別なエリアに進入する場合のみローディングが発生する。
- 本作のゲーム世界は、大陸側のNovigradやNo Man’s Landが存在する単一のオープンエリアと、Skellige諸島が存在するオープンエリアに大きく分類され、この周辺にKaer Morhen砦を含む複数の独立したエリアが5~6種類ほど存在している。
- 先日から海外で話題となっている通り、オプションには描画距離とLODの調整オプションが存在しない。ただし、GameStarは描画距離が満足できるクオリティだったと報告している。
- クエストギバーを示すHUDを非表示にした場合も、NPCが助けを求め叫ぶなど、視聴覚に直接訴えるヒントが提示される。
- オープンワールドな環境は、砂漠から突然湿地帯に変化するような矛盾は見られず、一環したデザインが印象的だったとのこと。
- 一方で、サンドボックス要素やランダム要素は限定的だったことが挙げられている。
- 2日間プレイする間に、敵のリスポーンは確認されなかったとのこと。(※ リスポーンの有無自体は不明)
- ウィッチャーセンスを使用した際、ゲラルトのコメントが多数用意されている。
- MutagenにはSignのダメージを40%増加させるといった強力なものが確認された。
- 大都市Novigradに同じ姿のNPCは確認できなかった。全てのNPCがそれぞれに異なる人物であるよう感じられる。
- ポーションはクラフト要素の1つとして醸造され、同一ポーションに品質レベルが存在する。なお、品質レベルの高いポーションは同時に毒性も上昇する。
- 雲がリアルタイムの影を地表に落とす。
- いかなる場所でも嵐のような悪天候が生じる。
- GameStarのレビュアーはゲーム内に登場する新たなカードゲーム“Gwent”が非常に楽しかったと報告している。なお、“Gwent”はデッキベースのカードゲームで、“Gwent”用のカードをゲーム内で実際に収集する必要がある。
- ゲーム世界に登場する敵は当初からアナウンスされていた通り、レベルスケーリングが存在しなかった。GameStarのレビュアーは7レベル時にレベル23のワイバーンと遭遇し、一撃で殺されたとのこと。
- 拳闘が再登場するが、QTEは廃止され、小・大パンチで戦う格闘ゲーム的な内容に変化している。
- 単純なお使いクエストの存在は確認できなかった。
- ゲラルトさんのヒゲが時間の経過に合わせて伸びる。なお、伸びたヒゲは理髪店で剃ってもらえる。
- Red Dead Redemptionに似た競馬要素が存在する。(※ 以前のトレーラーにレースシーンが収録されていた)
- 装備品は全てゲーム内の3Dモデルに反映される。
- Loot品は前作よりも多く感じられた。
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