2015年8月28日 0:44 by katakori

先日、マリオン・コティアールに続いてアティナ・ラシェル・ツァンガリ監督の“アッテンバーグ”でヴェネツィア国際映画祭の女優賞を受賞した女優アリアン・ラベド、さらに人気TVドラマ“The Wire”のオマール役で知られる俳優マイケル・K・ウィリアムズの起用が報じられた映画版「Assassin’s Creed」ですが、撮影の進捗に心配が寄せられるなか、先ほどYahoo! Moviesが独占情報としてアサシン姿のマイケル・ファスベンダーを写した初のイメージを公開しました。

Yahoo! Moviesの報告によると、マイケル・ファスベンダーは自らの遺伝子に15世紀のスペインで暗躍したアサシン“Aguilar”の記憶を発見した主人公“Callum Lynch”として、“Aguilar”の記憶を通じて得た知識や技術によって現代で圧政を敷くテンプル騎士団に対峙するとのこと。また、映画の撮影が今後マルタ島とロンドン、スペインで行われる予定であることが報じられています。

余談ながら、昨年9月に匿名ソースから浮上したプロットの噂をご紹介しましたが、今回報じられた主人公やアサシンの名前、15世紀スペインの設定がほぼ合致しており、どうやら昨年の流出が本物だった可能性が強い状況となっています。

ビデオゲームを扱った映画に幾つか素晴らしい作品が生まれるなか、ビデオゲーム関連の映画化が近作を含め（相変わらず）厳しい評価が並ぶ状況が続いていますが、デヴィッド・O・ラッセル監督とマーク・ウォルバーグの“Uncharted”が早々に潰えた今、見事なキャストを集めファスベンダーと共に“マクベス”を手掛けたジャスティン・カーゼルが監督を務める映画版“Assassin’s Creed”がこの歴史に終止符を打つか、2016年12月21日の公開と今後の進捗に大きな期待が掛かるところです。