先日、国内向けに改善や新要素をまとめたリリース情報も公開され、10月8日のローンチがいよいよ目前に迫る“アンチャーテッド”シリーズのPS4向けリマスターバンドル「Uncharted: The Nathan Drake Collection」ですが、新たにお馴染みDigital Foundryが本作のパフォーマンス解析を実施し、ほぼ安定した60fps動作に加え、改善技術のハイライトやディテールに関する情報が登場しています。
また、来る最新作“Uncharted 4: A Thief’s End”を以てネイトの冒険を終えるとされているシリーズの今後について、週末に行われたEGX会場のパネルに登壇したArne Meyer氏が興味深い言及を見せ注目を集めています。
■ Digital Foundryによる“Uncharted: The Nathan Drake Collection”のパフォーマンス動作解析と技術的な改善に関するディテール
- “Uncharted: The Nathan Drake Collection”は、Xbox 360版“Titanfall”やPS3版“God of War Collection”、“ICO”と“ワンダと巨人”のHDリメイク、“PlayStation All-Stars Battle Royale”のPS Vita版、PS4/PS Vita版“Flower”、“Metal Gear Solid HD Collection”といった数々の優れた移植で知られるBluepoint Gamesが開発を担当している。
- ビジュアル的な改善とフレームレートの向上に併せて、トリロジーで一貫した操作を可能にするコントロール方法の改良や入力遅延の改善も実装されている。
- 3タイトルが全て1080pで動作し、全てに優れたアンチエイリアスと少なくとも8倍以上とみられる異方性フィルタリングが適用されている。
- これに併せて、LODモデルのシャドウマップ解像度も改善された様子で、ディテールがさらに増している。
- フレームレートは概ね安定した60fps動作を実現しているが、まれに55fps程度まで落ち込みが見られる。なお、本作のローンチに併せてDay1パッチが配信される予定となっており、さらなる改善に期待が寄せられる。
- Vertical Syncが常に適用されており、初代に顕著だったティアリングが劇的に改善されている。
- モーションブラーは“オブジェクトとカメラ”、“オフ”、“オブジェクトのみ”の3種から選択可能。上掲したハイライト映像の4項目にてオブジェクトのみ適用したモーションブラーが確認できる。(※ 再生速度を0.25に設定すると分かりやすい)なお、パフォーマンス的な影響については明らかにされていないものの、大きな影響は見られないとのこと。
- プリレンダのカットシーンは再びプリレンダの映像データとして実装されている。この映像は1080p/60fps品質で以前よりも高品質なものが用意されている。3作品のプリレンダを全て統合した状態で50GB程度(実際は44.46GBとされる)に収めたことは驚くべき成果だと言える。
- これらの改善に併せて、3作品全てに一環したナビゲーションと豊富なオプションを提示するメニューシステムが用意されている。
■ シリーズの今後について
- EGXのUnchartedパネルに登壇したNaughty DogのコミュニティストラテジストArne Meyer氏は、ネイトの冒険に幕を閉じるとされているシリーズの終了に関する質問に答え、“Uncharted 4: A Thief’s End”を以て明確にネイトの人生を描くチャプターが終了すると明言。一方で、(今後)“絶対に新作が登場しないというわけではない”と説明している。
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