昨晩、新モードを含む無料アップデートや拡張パックの配信スケジュールなど、Destiny的な複数年運用を視野に入れた“Year One”の文言を掲げ、初年度の充実したロードマップがアナウンスされた期待作「Tom Clancy’s The Division」ですが、新たに本作のクリエイティブディレクターMagnus Jansen氏がGameSpotの様々な質問に答えるQ&A情報が公開され、昨晩報じられたロードマップに絡む多数の新情報が判明しています。
■ 再掲:「The Division」“Year One”のロードマップ概要
- 2016年4月“Incursions”(Update1.1):4人分隊プレイにフォーカスした高レベルLootが得られるエンドゲームアクティビティを導入。Co-opゲームセッション中において同じチーム内でLoot品の交換が可能となるトレード機能や新装備も実装。“Incursions”は無料アップデートとして導入される。
- 2016年5月“Conflict”(Update1.2):新たにコロンバスサークルのIncursionが導入されるほか、新たなチャレンジモードやダークゾーン機能が導入される。こちらも無料アップデート。
- 2016年6月“Underground”(第1弾拡張):ニューヨークの地下に広がるトンネルや地下鉄の広大な迷路を特色とするCo-op用の地下エリアが導入される。
- 2016年夏“Survival”(第2弾拡張):最も才能のあるエージェントでさえ避けるような危険な環境で可能な限り生き抜くサバイバルが導入される。
- 2016年冬“Last Stand”(第3弾拡張):無慈悲な敵と対峙するチャレンジングな戦いが描かれる。
- このほか、シーズンパス専用の装備や定期的なコンテンツドロップ、シーズンパスイベント、専用衣装が投下される。
- さらに、デイリー/ウィークリーチャレンジや追加武器、ダークゾーンイベント、チャレンジモードといった新機能の導入も予定されているとのこと。
■ GameSpotが公開したQ&A情報まとめ
- ゲームに導入されるチャレンジは、この挑戦に取り組むために用いる新しい装備と密接に関係することから、“Tom Clancy’s The Division”には、ローンチ後に新しい武器や装備品が導入される。
- ローンチ後の無料アップデートとして、全てのプレイヤーに向けてエキサイティングな新機能やアクティビティ、コンテンツが提供される。Magnus Jansen氏は、PvEとダークゾーンの両方に様々なアップデートを提供するとアピールしている。また、Loot品のトレード機能(※ セッション中の同グループ内で取得物の交換が可能)など、コミュニティが求める機能を継続的に追加していくとのこと。
- 新要素“Incursion”について:4月の無料アップデートにて導入される“Incursion”は、最大レベルの4人プレイヤーグループを対象とするエンドゲームアクティビティで、非常にチャレンジングなゲームプレイと事前の準備、調整を必要とする。第1弾の“Incursion”は4月の無料アップデートにて導入されるが、その後は5月のコロンバスサークルをはじめ、さらなる“Incursion”が複数導入される予定。
- Magnus Jansen氏は、“Tom Clancy’s The Division”がマイクロトランザクションやP2W要素を含む一切のインゲームアイテム販売を行わないと改めて強調している。“The Division”はそういった類いの作品ではないとのこと。
- 第1弾拡張パック“Underground”について:Undergroundは、ニューヨークの地下に広大な迷路のような環境を導入する。これは、ゲーム内に存在する敵勢力達が現在の隔離を破り、都市にさらなる崩壊を引き起こすべく、地下に存在する都市の腸とも言えるライフラインの破壊に乗りだした背景に基づくコンテンツで、エージェントは地下の暗闇に潜入し、敵勢力を発見し都市の崩壊を未然に防がねばならない。
- “Tom Clancy’s The Division”の本編には、既に幾つかの下水道や地下鉄セクションが存在するが、“Underground”拡張はこれを次のレベルに進化させるものとのこと。
- かつて、開発の初期段階にブルックリンの環境が存在したことについて質問に答えたMagnus Jansen氏は、ローンチまで明かされない要素が幾つか存在していることを伝えている。
- 第2弾拡張パック“Survival”について:このコンテンツがいわゆる(Gears of Warの)Horde的なスタイルの新モードか?という質問に答えたMagnus Jansen氏は、まだ“Survival”に関する情報は何も明かしたくないと前置きした上で、“ノー”と回答。Horde的ではない新コンテンツであることを示唆している。
- 第3弾拡張パック“Last Stand”について:こちらについても具体的なディテールは提示されていないものの、エージェントに敵対する新たな敵勢力の台頭を描くことが判明している。
- Magnus Jansen氏は、ローンチ後に導入されるコンテンツが何れも全く新しい経験を導入するものだと語り、似たようなコンテンツを多く追加するようなことはしたくないと強調している。
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