昨年8月末にLionsgateが映画化を正式にアナウンスしたGearboxの人気フランチャイズ「Borderlands」ですが、数々のマーベル作品で知られるアヴィ・アラッドとアリ・アラッド親子が製作を率いる映画化のディテールや進捗に注目が集まるなか、お馴染みRandy Pitchford氏がGamesIndustryのインタビューに応じ、“Borderlands”の映画化に言及。ブランドのさらなる拡張や映画化に向けたアヴィ・アラッドとアリ・アラッド両氏の取り組みなど、幾つか興味深い見解を提示しています。
今回のインタビューは、“Borderlands”IPの成功や来る新IP“Battleborn”に対する取り組みを通じて、AAA規模の新IP運用にまつわるリスクや難しさ、スタジオの成長、外部の才能溢れる人材と共に臨むビデオゲームを超えたフランチャイズの拡張といったトピックにスポットを当てたもので、Randy Pitchford氏は“Borderlands”の映画化がまさに“ビデオゲームがフランチャイズとして到達可能な上限”を超えるための取り組みであることを強調しています。
LionsgateとArad Productionsが手掛ける“Borderlands”の映画化に言及したRandy Pitchford氏は、アヴィ・アラッドとアリ・アラッドが実現したマーベル作品群の大きな成功を挙げ、彼らがコミック作品を大観衆に受け入れられるエンターテインメントとして確立させる適切な手法を編み出したと説明。特に、アリ・アラッドがビデオゲームの映画化に同様の成功をもたらすべく大きな熱意をもって取り組んでいることを強調し、信頼に足る2人の優れた人物と共に取り組む映画化が、よい作品に帰結する希望に満ちたものであることを明らかにしています。
“Assassin’s Creed”や“World of Warcraft”の映画化をはじめ、近年台頭著しいコミックの映画化に続く成功に期待が掛かるビデオゲーム作品の映画化ですが、かつてMarvel Studiosの共同創設者兼CEOとして、近年のマーベル映画を大きな成功へと導いたアヴィ・アラッド氏が“Borderlands”シリーズをどう料理するのか、今後の続報に大きな注目が集まるところです。
なお、映画版“Borderlands”のディテールは未だ謎に包まれたままですが、アナウンス時には僅かながら、巨大企業によって放棄されたパンドラを舞台に、ゲームシリーズの本編よりも前の時代を描くことが判明しており、Crimson Lanceを投入したAtlas社の撤退後、もしくはVaultの鍵を入手したDahl社の撤退後を舞台とすることで、Bandit達が台頭しはじめる混乱の時代を描くのではないかと見られていました。
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