先日、COGと対立する“Outsiders”勢力の主要キャラクターをご紹介した人気シリーズ最新作「Gears of War 4」ですが、新たにGame Informerが特集の一環として、かつてEpicがフランチャイズを売却する以前に計画を進めていた旧“Gears of War 4”に関する情報を公開し、最新作の主人公を務めるマーカスの息子“JD”や、ローカストに代わって新たな脅威となる“Swarm”といった存在がEpic時代に生まれた新要素の一部だったことが明らかになりました。
今回の情報は、The Coalitionで最新作の開発を率いるRod Fergusson氏が明らかにしたもので、前述した一部の要素は2012年8月にEpicを退社する以前のRod Fergusson氏達が自ら作り上げたオリジナルの要素だったことを明言しています。(※ 詳細は不明ながら、Cliffy BのEpic退社が2012年10月であることから、Cliffy Bも当時の計画に参加していた可能性は高いと言えそうです)
- “Gears of War 3”の成功を経て、Epicは“Gears of War 4”の計画を開始し、実際に新作のプロットや背景、コンセプトアート等の製作が進められていたが、Rod Fergusson氏やCliffy Bの退社といった大きな変化に伴い、開発はキャンセルされ、正式発表に至ることはなかった。
- 2014年1月にMicrosoftが“Gears of War”フランチャイズのIPとアセットを購入し、The Coalition(旧Black Tusk Studios)とRod Fergusson氏が“Gears of War 4”の開発を率いることとなった際、Rod Fergusson氏が自ら進めていた一部アイデアの再利用を決めたとのこと。
- ただし、Rod Fergusson氏やCliffy Bの退社以降に進められていたEpicのGoWチームによる計画はその後さらに変化しており、Rod Fergusson氏はその後の計画が好ましい状況になかったとして、退社以前のコンセプトに改めて立ち返ったことを明らかにしている。
- 最新作の新たな敵となる“Swarm”は、Epic時代から存在したコンセプトの1つで、名称を引き続き使用しているものの、モンスター達のディテールは完全に刷新されたことが判明している。
- マーカスの息子であるJDの存在もEpic時代から存在していた要素とのこと。
- さらに、Rod Fergusson氏はEpic時代の“Gears of War 4”がエンジン絡みの問題を抱えていたことを明らかにしており、開発当初のGears 4エンジンがコンソール以上にモバイルとPC向けの開発にフォーカスしたものだったことを挙げ、このシフトが現在のParagonやFortniteといった作品に見られることを明らかにしている。
- Rod Fergusson氏は、エンジンの方向性が変化した背景や事情については触れていないものの、Game InformerはこれがTencentによる48.4%ものEpic株購入に伴うビジネス的なシフトである可能性を挙げ、その後EpicがF2Pビジネスに傾倒したことを伝えている。
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