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Fableを生んだ名門“Lionhead”や新生Guitar Heroを手掛けた“FreeStyleGames”、DriveClubを生んだ“Evolution Studios”まで、大規模なレイオフとスタジオ閉鎖の話題が続くイギリスですが、本日DiRTやF1、GRIDシリーズで知られるお馴染み「Codemasters」がスタジオとポートフォリオの拡張を発表し、同じレーシング作品を手掛ける“Evolution Studios”の開発者達を50人近く雇用したことが明らかになりました。

Codemastersは、Evolution Studiosの開発者達を迎えることによって、スタジオが豊富なレーシングゲームの専門知識とさらなる技術を獲得するだけでなく、レーシングゲームにフォーカスした世界最大のゲーム会社として、スタジオに新たな水準への成長がもたらされると強調。両スタジオのレーシングDNAが次にどんな新作をもたらすか、とても楽しみにしていると伝えています。

また、元Evolutionの開発陣雇用に伴い、かつてEvolution作品の開発を率いたEvolution Studios氏がCodemastersの新たなプロダクト開発VPに就任し、CheshireのEvolutionチームを含むスタジオ全体の製品開発を率いるほか、Evolutionチームが単に既存のCodemasters作品を手掛けるのではなく、EvolutionのDNAを保持した新しいゲームの開発を目標としていることが報じられています。

本日アナウンスされた4月3日週のUKチャートにて、人気シリーズ最新作“Dirt Rally”で見事初登場2位を獲得し、前作から197％増の初週販売を成功させた“Codemasters”ですが、Egoエンジンの現世代対応で一歩遅れた取り組みが新作の成功とEvolutionの参加で一気に好転するか、イギリス市場の動向と併せて大きな注目が集まるところです。