開催が迫るE3向けの続報と出展に大きな注目が集まる新生Infinity Wardの人気シリーズ最新作「Call of Duty: Infinite Warfare」ですが、新たに本作の開発を率いる元Naughty Dogのベテラン2人Taylor Kurosaki氏(ナラティブディレクター)とJacob Minkoff氏(デザインディレクター)がAusGamersのインタビューに応じ、シリーズで初めて宇宙空間や地球以外の惑星/衛星を本格的な舞台として導入する最新作のコンセプトや新たな取り組み、技術面の刷新について具体的なディテールを明らかにしました。
また、お披露目に期待が掛かるマルチプレイヤーやゾンビモードについても幾つか興味深い見解を提示しています。
- “Infinite Warfare”のテーマについて:“Infinite Warfare”が前作GhostsやModern Warfareと接続を持たない全く新しい物語を描くことを改めて強調したTaylor Kurosaki氏は、全てを刷新する“Infinite Warfare”がプレイヤーの心を揺さぶるストーリー的に強固なテーマが存在すると説明。氏は、そのうちの1つが主人公レイエスに掛かるリーダーとしての重みにあると説明している。レイエスは、リーダーとして“誰一人として置き去りにはしない”、或いは“仲間のために戦う”といった精神性を持ちあわせており、彼が戦いを通じて数千人のクルーを率いる指導者的立場に必要な“任務を最優先”とする考えとその意味を知る、戦争の物語において普遍的なテーマを描くと説明している。
- 戦闘機“Jackal”について:Jacob Minkoff氏によると、“Jackal”に搭乗する空中戦は、惑星や衛星の大気圏内と宇宙空間の両方で繰り広げられるほか、宇宙空間ではSDF側の戦闘機を相手取ったドッグファイトに加え、デブリを注意深く避けながら敵の戦艦に攻撃を仕掛けるといったシーンも見られるとのこと。また、地上での銃撃戦時には“Jackal”を呼び出し空爆するといった攻撃も利用可能だと説明している。
- 無重力空間における戦闘について:Taylor Kurosaki氏によると、“Ghosts”に続いて登場する“Infinite Warfare”の無重力空間における戦闘システムは、完全に刷新され、姿勢制御用のスラスターとグラップリングフックの導入に伴い、上下左右といった従来の(重力に基づく)相対的でしかなかった方向が存在しない無重力空間において、全ての軸上から側面攻撃を可能にする新しい戦略性をもたらすとのこと。
- Taylor Kurosaki氏は、これにより“Call of Duty: Infinite Warfare”が地球やその他の惑星、宇宙空間において、空戦と無重力空間における戦闘、従来の地上戦など、バラエティ豊かな全てのゲームプレイに適合すると説明している。
- マルチプレイヤーについて:2人はシングルプレイヤーキャンペーンの開発に注力していることから、マルチプレイヤーのディテールについては話せないとのこと。ただし、Infinity Ward内部には優れたマルチプレイヤーチームが存在しており、幾つかのエキサイティングな未発表要素に取り組んでいるとのこと。またJacob Minkoff氏はこのお披露目が近いことを示唆している。
- 2人は同様に、ゾンビモードについても話すことはできないと語っており、直接的な言及は避けた上で、“Ghosts”が導入したエイリアンテーマの“Extinction”モードを廃し、ゾンビモードの導入するに至った明確な背景が存在することを示唆している。
- “Call of Duty: Infinite Warfare”の技術的な取り組み:エンジンについては過去3年に渡って継続的な改良が進められたとのこと。この過程で、アニメーション用のエンジンや物理演算、AIシステム、NPCの挙動など、多くの要素が見直された。さらに、全く新しい取り組みとして、地上戦から宇宙空間、戦艦内部のハブまで、シームレスなレベル環境の遷移を実現するストリーミングシステムを実装したことを明らかにしている。このほか、物理ベースのレンダリング技術に加え、本作の開発にあたって新しいパフォーマンスキャプチャーステージが設けられたとのこと。
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