先日、20分に及ぶゲームプレイを収録した素晴らしいプレミア映像とE3トレーラーがお披露目された“Hangar 13”の期待作「Mafia III」(マフィア III)ですが、新たに本作のリードライターを務めるWilliam Harms氏が“Mafia III”に登場する腹心の部下や歴史的な背景について語る興味深いインタビュー映像が公開されました。
ヴィトを含む3人の部下との関係や、1968年のアメリカ南部に深く関係する社会的背景、当時の放送を正確に再現したラジオCMの導入など、氏が最新作について語ったディテールの概要は以下からご確認下さい。
- 参考:“Mafia III”のリードライターWilliam Harms氏は、90年代から数々のビデオゲームやアメコミのライターを務めるベテランで、ウルヴァリンやアイアンマン、キャプテン・アメリカ、アベンジャーズを含む多数のマーベル作品をはじめ、初代“inFamous”を手掛けたことで知られる。
- Hangar 13は、“Mafia”シリーズの本質を十分に研究した上で、来る新作が1968年前後におけるアメリカの歴史を表す縮図となるよう歴史的な背景に基づく作品の構築を進めているとのこと。氏はその一例として、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師やケネディ大統領の暗殺、ベトナム戦争、人種差別の問題に深く絡む公民権運動の台頭といった出来事を挙げている。
- 本作にはハイチ人のギャングを束ねる女性“カサンドラ”と、アイルランド人の暴徒を率いる“トーマス・バーク”、そして前作の主人公でイタリア系の移民でもある“ヴィト・スカレッタ”が、主人公リンカーン・クレイの復讐に手を貸す腹心の部下として登場する。William Harms氏によると、Hangar 13は彼らの背景を構築することに多くの時間を費やし、それぞれが独自の明確な動機や目的を持つ固有のキャラクターとして物語に深く関わるとのこと。
- 彼ら3人は何れも似た目的を共有しているものの、決して互いに好感を抱いているわけではない。“Mafia III”の本編においては、キャンペーンの進行に応じて、3人の部下にニューボルドーを構成する地区の一部を与え、管理を任せることができるが、この恩恵を十分に得ていないと感じる部下は主人公に敵意を示す場合がある。(※ 映像には、手にした地区を全てカサンドラとヴィトに任せたことから、クレイに敵対するバークの姿が確認できる)
- なお、“Mafia III”の舞台となるニューボルドーは、計10の地区に分類されるが、William Harms氏によるとこの内9つの地区を3人の部下に与えることができるとのこと。なお、地区を任意の部下に任せた場合、それぞれに異なる特典が得られる。
- “Mafia III”の本編にはラジオが登場し、1968年のアメリカ南部に実在した安っぽいCMを歴史的に正しく再現した多数のCMが用意されているとのこと。また氏は、登場する武器についても十分な時代考証を行っていると強調している。
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