2015年6月にローンチを果たしたF2Pシューター“Dirty Bomb”の運用やPC版“Gears of War Ultimate Edition”の開発を手掛ける一方で、人気シリーズ最新作“Gears of War 4”のマルチプレイヤー開発にも参加しているイギリスの名門「Splash Damage」ですが、新たに香港のLeyou Technology Holdingsが香港証券取引所に“Splash Damage”関連スタジオの買収に関する提携の合意を報告し、真偽の程に注目が集まる状況となっています。
これは、Leyou Technology Holdingsの完全子会社Radius Maximaが、スタジオを率いるPaul Wedgewood氏との合意に基づき、“Splash Damage”と系列のF2P専門スタジオ“Warchest”、Dirty Bombのバックエンドを手掛けるオンラインサービス専門スタジオ“Fireteam”を買収するというもので、7月1日の合意を経て、2016年9月30日まで全株式の取得を目的とする独占的な交渉期間が設けられ、これに伴い3つのスタジオを完全子会社化する予定とのこと。
今のところ、“Splash Damage”とオーナーであるPaul Wedgewood氏から具体的なアナウンスは行われていませんが、Leyou Technologyについては2014年6月にDigital Extremesの買収を発表し、同年10月には58%の株式取得を完了したほか、今年5月には残る39%の株式も取得しており、今後さらにビデオゲームビジネスへの傾倒を強めるのではないかと見られています。
余談ながら、Leyou Technologyは元々福建省の森宝食品(Sumpo Food Holdings)として知られた企業で、現在もSumpoブランドの鶏肉ビジネスを展開しているものの、2015年度連結決算の収益における内訳は、鶏肉が30%程度となっており、残る70%をビデオゲーム部門が占める状況となっていました。
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