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先日、発売日の決定と独創的な作品の概要をご紹介したBrendon Chung氏（Blendo Games）の新作「Quadrilateral Cowboy」ですが、昨晩予定通り本作の販売が開始され、ニューロマンサー的な80年代サイバーパンクと手の込んだハッキングをテーマに描くローンチトレーラーが公開されました。

また、本作の発売に併せて海外メディアのレビューも解禁され、Game Informerが9.5/10、GameSpotとDestructoidが9/10、PolygonとPC Gamerが8/10と、非常に高いスコアを与えており、何れも他に類を見ない独創的な設定やストーリー、優れたハッカー/スパイ体験、クレバーなパズルといった要素が高く評価される状況となっています。

“Quadrilateral Cowboy”は、サイバーパンクな架空の1980年代を舞台とする一人称視点のハッキング/コーディング諜報強盗パズルアクション作品という非常に野心的な作品で、256kbのRAMと56.6kbpsのアナログモデム、DOSに近いCUIベースの実働するゲーム内OSを備えた最高級のPCを駆使して、ゲーム内PCの中に広がる仮想空間にTelnet経由でジャックインし、クライアントが求める情報を盗み出すニューロマンサー的な“カウボーイ”体験を描くシングルプレイヤータイトルとなっています。

また、本作は2013年のIndieCadeで“Gone Home”や“Kentucky Route Zero”といった傑作を抑え見事Grand Jury Awardを獲得しており、その後もIGFやSXSWのアワードで多数の受賞を果たすなど、“Atom Zombie Smasher”や“Thirty Flights of Loving”を生んだBrendon Chung氏の新作として長らく発売が待たれる状況が続いていました。