9月下旬に正式アナウンスされ、宇宙へと進出することが判明した“Sunless Sea”の直接的な続編「Sunless Skies」ですが、新たにFailbetter Gamesが公式Blogを更新し、最新作のコンテンツ生成に関する興味深いディテールを明らかにしました。
今回のBlogは、続編のプリプロとして初代の大きな特徴でもあるコンテンツのプロシージャル生成にスポットを当てたもので、来る“Sunless Skies”は“Sunless Sea”のコンテンツ生成で学んだ経験と、回避すべきだった幾つかの要素を含め、前作で作り上げたフォーミュラのさらなる洗練を目指しているとのこと。
Failbetterは、注力する洗練の1つが世界そのものの形とレイアウトだと挙げ、前作Sunless Seaの世界を擁する“Neath”が大洞窟の壁によって隔てられた境界を持つ広大な海で、プレイヤーが新たな船長を作り上げた際に、タイルのコレクションをシャッフルしながら予め決められたエリア内に配置することで全体マップを生成していたと説明。
この構造は、ゲームの旅を未知の外洋へと向かう進出と、安全な方角へと戻る帰路によって二等分されるループを生じさせますが、Failbetterはやや足を伸ばし過ぎた後に、這々の体でロンドンを目指す帰路がゲームに不可欠だったとして、ここに作品の緊張感や新しい物語を生む要因が存在したと説明。ただし、プレイスルーが20時間を越えマップを横断するような状況においては、被害が甚大だったことを明らかにしています。
FailbetterはSunless Skiesの開発にあたって、緊張感を生む中核のループを維持しつつ、調査する領域の横断に費やす時間を減らすべく、ゲームの全体にわたって幾つかの大きな港を配置し、ここで武器や船体のアップグレード、貴重品の取引、乗組員や乗客を乗せることを可能にする予定だと説明しています。
Failbetterによると、この主要な港が作品世界の全体を構築する固定のロケーションとして機能し、これを中心とするエリア圏内の要素がランダムに配置されるよう変更されるとのこと。
“Sunless Skies”は、太陽を失った星々が次々と死を迎えるなか、遂に女王がロンドンを捨て新たな大英帝国を開拓すべく宇宙へと進出する続編で、権威主義をさらに先鋭化させる流浪の帝国で生計を立てるプレイヤーの生活を描くとのことが報じられており、2017年2月にKickstarterキャンペーンを開始する予定となっています。
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