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Pen & PaperシリーズやChroma Squadで知られるブラジルのインディーデベロッパ“Behold Studios”が開発を進めているお料理ダンジョン探索RPG「Deep Dish Dungeon」ですが、ダンジョン内部で食材を調達し、料理しながら迷宮の最深部を目指す“ダンジョン飯”的な設定が話題となった新作の仕上りに期待が掛かるなか、新たにBehold Studiosが第2弾の開発Blogを公開。ダンジョンのデザインに関するBehold Studiosの興味深いアプローチが明らかになりました。

Behold Studiosは、「Deep Dish Dungeon」について理解すべき最も重要なことは、“物事が常に見た目通りではない”ことだと前置きした上で、プレイヤーは名声と金品を求めてダンジョンを踏破し、名声と富を手に入れるかも知れないと説明。

一方、本作の舞台がかつて人々が住んでいたと思われる地下遺跡で、プレイヤーの侵入を阻む罠に満ちた単なるダンジョンではなく、信心深い人々が暮らし、命を掛けて守ってきた神聖な場所であり、謎のシンボルや彫像で満たされたダンジョンに存在する罠や危険は、かつてここに暮らしていた人々が、冒険者による探索と遺物を持ち去ることを望んでいないことを示していると伝えています。

しかし、Behold Studiosは本作のダンジョンを進んでいくと、この迷宮がもつある種の寛大さに気づくだろうと述べ、果物や野菜、小さな動物の肉など、迷宮の深部へと潜るための糧をダンジョンそのものが提供するだけでなく、全滅した場合は新しいチャンスさえ与えられるなど、このダンジョンには明確に相反する遺志が介在していると説明。冒険者に探索して欲しいのか、欲しくないのか、この場所そのものが全ての秘密を見つけて欲しいと考えているように見える一方で、冒険者には命を奪うような危険を用意するような、ある種のアンビバレンスさ自体が本作の大きな問いだと明かしたBehold Studiosは、前述したシンボルや彫像を含む迷宮内の全てに意味と繋がりがあると強調しています。

今のところ、この謎に関する具体的なディテールやゲームプレイとの関係は不明ですが、Behold Studiosはかつて存在した文明の遺跡を探索する所謂ダンジョンクローラーには、植民地主義的なアプローチが存在しており、そこに疑問を抱くに至ったと述べ、何故ダンジョンで大きな仕掛けを作動させ、全ての宝物を見つけることが英雄的な行動だと感じられるのか、遺跡を建てた人々の歴史や知識をどう考えるべきなのか、こういった新しい視点でダンジョン探索を描きたいと明らかにしています。

PC向けの新作「Deep Dish Dungeon」は、資源の回収やクラフト、料理と食事要素を特色とする謎解き重視のダンジョンRPGで、最大3人プレイ可能なCo-opや調査が重要となるパズル、様々な効果を持つ料理レシピのアンロック、メトロイドヴァニア的な進行と探索といった要素を特色としています。

Deep Dish Dungeon

Deep Dish Dungeonは、好奇心と才知あるものだけが解き明かせる、ダンジョンクロウラー探索ゲームだ。雰囲気漂う環境の中、回廊や部屋、通路を1人もしくは最大3人のフレンドとともに探索し、資源を持ち寄ってより良い野営地を作ってゆこう。道具や栄養ある食事の作成が、この旅を歩き抜く力を高めてくれる。そして闇の中に潜む謎を解き明かそう。

■ 建設、クラフト、調理

資源がたくさん眠るダンジョンの奥底を冒険しながら、資源を探し、集めてまわろう。探索の合間には野営地へ戻り、焚き火のそばで次の計画を練ろう。集めた資源があれば、新しい道具や温かい食事が作れる。食事は段々と良くなってゆくことを覚えておこう。時間が経過するにつれて、スタッツに様々な効果をもたらすレシピが解除されるのだ。

■ 探索の舞台となる広大なダンジョン

勇敢なる者に財宝は微笑む。時間をじっくり取って怪しい場所を隅々まで調べ、すべてのパズルを解き、扉という扉を開けよう。粘り強さこそが、ダンジョンに眠る秘密を解き明す鍵だ。様々な動きを見せる敵の倒し方を掴み、追い求めた財宝を見つけよう。ただし、ヒントはくれぐれも期待しないこと。

■ 協力して探索

友だちがいれば、冒険はもっと楽しくなるもの。最大3人のフレンドと一緒に、ダンジョンの秘密を協力して解き明かそう。Deep Dish Dungeonの協力プレイにおいては、足を引っ張り合うのではなく、連携を取りながら、知識を共有し、助け合うのがポイントだ。

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