少々複雑な経緯を経て、シャーロック・ホームズシリーズでお馴染みFrogwaresがオリジナルの新作として開発を進めている“クトゥルフ”テーマの新作「The Sinking City」ですが、昨年3月のアナウンスと3月末の開発Blog更新以降途絶えていた期待作の続報が待たれるなか、先ほどFrogwaresが本作の公式TwitterとFacebookをオープンし、不気味なロケーションを描いた3枚のコンセプトアートを公開しました。
今回のイメージは、謎の生物が蠢く水中の環境と生け贄の子牛を待つ禍々しい小屋、古びた劇場を描いたもので、Frogwaresは恐怖の目覚めが近いことを示唆しており、本格的な再始動に期待がかかる状況となっています。
“Sinking City”はラヴクラフトの作品世界とクトゥルフをテーマに描くオープンワールドの探索/調査ゲームで、超自然的な現象により広範囲な洪水の被害に苦しむ1920年代のニューイングランドを舞台に、主人公である私立探偵が町の調査と超常現象の原因究明に臨む物語を描く作品となっています。
また、舞台となるオープンワールド環境の都市Oakmontのデザインにあたって、都市計画と地理学者の博士号を持つKonstantinos Dimopoulos氏が“The Sinking City”の開発に参加しており、しばしば見られるシェアワールドやマクガフィン的な装置としてクトゥルフを扱わず、都市機能と神話が実際に共存しうる真のラヴクラフト的都市環境の構築を目指すためのアプローチが話題となっていました。(参考:過去記事)
余談ながら、本作は元々Focus Home Interactiveが発表した人気TPRG“クトゥルフの呼び声”のビデオゲーム化作品だったプロジェクト(※ 現在のCyanide版“Call of Cthulhu”)で、Focusとの提携終了に伴い“The Sinking City”としてリブートを果たしたことが知られていました。
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