第1次オムニッククライシスにおけるオーバーウォッチの設立と創設メンバーの物語を描く長編コミックとして2015年11月にアナウンスされたものの、昨年11月中旬に発売がキャンセルとなった「Overwatch: First Strike」ですが、新たにJeff Kaplan氏がPolygonのインタビューに応じ、長編コミックがキャンセルされた背景に言及。“Overwatch: First Strike”がオーバーウォッチの作品世界を制限する可能性があったと語り話題となっています。
これは、先だってニューヨークで開催されたオーバーウォッチの発売1周年を祝うプレスイベント会場でJeff Kaplan氏が明かしたもので、氏は“Overwatch: First Strike”のアートが美しく、脚本も見事な内容だったと語り、発売のキャンセルはBlizzardにとって本当に厳しい決断だったと説明。キャンセルの理由が作品の内容そのものではなく、むしろ今後作品を語るにあたって我々を制限してしまうことにあったと述べ、“Overwatch: First Strike”が非常に具体的な内容を描く物語だったと伝えました。
“Overwatch: First Strike”でオムニッククライシスを詳らかに描くことが、いずれ様々な可能性を全て閉ざすことになると考えたと語った氏は、オーバーウォッチが成功したマジックの一部が、全ての要素を結びつけず、プレイヤーに説明されるとは限らない点にあったと伝え、プレイヤーが頭の中で描く物語が、多くの場合においてBlizzardが実際に届ける物語よりもクールなものになりつつあると説明。こういった背景から、オーバーウォッチのカノンを定義してしまわないことこそが重要だと明らかにしています。
余談ながら、昨年11月にMichael Chu氏がキャンセルを発表した際には、ユニバースとストーリーを巡る多くの開発に伴い、“Overwatch: First Strike”が描くはずだった初期の歴史が大きく変化し拡張されたとして、初期ストライクチームの冒険については、改めて別の機会を用意したいと報じられていました。
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