先日、舞台となるマンハッタンの規模やMr.ネガティブとメイおばさんの関係、経験を積んで成長しながらも複雑な状況にあるピーター・パーカーの人物像など、興味深い新情報をご紹介したInsomniac Gamesの期待作「Spider-Man」ですが、新たにMarvel GamesのVPを務めるMike Jones氏がGameSpotのインタビューに応じ、昨今のビデオゲームに対するマーベルの本格的なアプローチや“Batman Arkham”シリーズの強い影響など、“Spider-Man”開発に関する興味深いディテールを明らかにしました。
また、Insomniac Gamesの公式Twitterがファンの質問に答えており、幾つかの新情報が判明しています。
- Mike Jones氏は、マーベルのコンソール作品に対する昨今の本格的な取り組みの背景や“Spider-Man”の開発に、Rocksteady StudiosとDCの“Batman Arkham”シリーズが大きな影響を与えていると説明。Mike Jones氏自身がシリーズの熱狂的なファンであり、“Batman: Arkham Origins”を除く3作品全てのプラチナトロフィーを獲得しているとのこと。(※ Originsのプラチナはマルチのプレイが必要となる)
- 氏は、“Batman Arkham”の成功が、既存の物語を焼き直さず、アニメや映画シリーズに着想を得て、本物のバットマン作品だと感じられるオリジナルの経験を生み出したことにあると説明。来る“Spider-Man”に対するアプローチにおいても、キャラクター経験の独自性がゲームプレイを駆動させる作品として、優れたスパイダーマンの物語に必要な要素が何か、ピーター・パーカーのどういった側面を語るべきかを深く考えたとのこと。
- Mike Jones氏の上司で、マーベルのビデオゲーム事業を率いる元Blizzard EntertainmentのベテランJay Ong氏は、映画やTVドラマほど成功しているとは言いがたいマーベルのビデオゲーム事業について、ゲームが(タイアップ等に基づく)派生的なビジネスであるべきではないと明言。マーベル内部における真に独自の高品質な製品の重要性を説き、最上のパートナーを得るための取り組み、モバイルジャンルにおけるライブサービスの成功等を経て、ようやく昨今の改革に至ったとのこと。
- Insomniac版“Spider-Man”のスパイダーマンは、白いクモのシンボルをあしらったスーツを着ているが、非常に珍しい白のロゴ(シンビオートやアイアンスパイダー、2099を除けばシンボルはほとんどが黒)については本編の物語の一部としてその背景が描かれる。
- Insomniac版“Spider-Man”の世界には広く知られているキャラクターが登場する可能性がある。ただし、本作の舞台はオリジナルのスパイダーマンユニバースであることから、その多くが従来とは異なる新しい役割を担う。(※ 既にマイルズ・モラレスとピーターが同時に存在する世界の物語であることが判明している)
- Insomniac版“Spider-Man”にシンビオートは登場しない。
- メリー・ジェーンの登場に関する質問に答えたInsomniacは、ピーターの人生にとって非常に特別な存在である誰かが存在すると明言。そのことが事態を複雑にしていると説明している。
Peter does have someone special in his life, and as usual… it's complicated.
— Insomniac Games (@insomniacgames) 2017年6月23日
Nope!
— Insomniac Games (@insomniacgames) 2017年6月23日
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