本日、北欧のビデオゲーム業界団体ANGI(Association for the Nordic Games Industry)とASGD(Association of Swedish Game Developers)がスウェーデンにおけるビデオゲーム産業に関する市場規模や動向をまとめた最新の報告書“Swedish Game Developer Index”の2017年版をリリースし、2010年から2016年に掛けて、産業の収益が1,000%近い成長を遂げていることが明らかになりました。
報告書は、スウェーデンのビデオゲーム産業が国内の企業と国外のプレイヤーを繋ぐ業界のグローバルなホットスポットだとして、スタジオ数や女性開発者の増加、VR分野に対する傾向など、同市場に関する興味深いディテールを報告しています。
■ 2017年版“Swedish Game Developer Index”のハイライト
- スウェーデンにおけるビデオゲーム産業の収益は、2010年の1億2,400万ユーロから、2016年の13億2,000万ユーロ(およそ15億4,000万ドル)まで、6年で1,000%近い成長を記録。
- 一方、利益は2012年の3,600万ユーロに対して、2016年には8億6,500万ユーロまで成長。
- 2006年から2016年における収益の年平均成長率(CAGR)は34%に達している。
- 2016年における収益の25%は250人未満の中小スタジオが占めている。
- 2012年に145だったスウェーデン国内のスタジオ数は、2016年に287まで増加。前年比で22%増を記録。
- 被雇用者の規模は2012年の1,967人から、2016年には4,267人に増加。さらに、女性の被雇用者数は2012年の293人から、2016年には786人にまで増加している。なお、最新の増加率(12ヶ月間)は、スウェーデン国内の全産業における平均成長率14.8%に対して、171.7%増を記録している。
- スウェーデンのゲームスタジオのうち、約10%がVR関連の開発を進めている。
- 世界中のゲーマーのうち、10人に1人がスウェーデン産のビデオゲームをプレイしたと推測される。
- スウェーデンで開発されたゲームには、Battlefield 1やMinecraft、Candy Crush Saga、Goat Simulator、Tom Clancy’s The Division、Mad Max、Star Wars Battlefront、Europa Universalis IV、Bait!、Payday 2といった作品がふくまれる。
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