今年7月に初の試みとなるオンラインカンファレンスを実施し、“Batman: The Enemy Within”と待望の“The Wolf Among Us”シーズン2、そして“The Walking Dead”の最終シーズンを発表した「Telltale Games」ですが、新たにスタジオのクリエイティブを率いるフロントマンJob J Stauffer氏がGames Industryのインタビューに応じ、今後の様々な取り組みについて言及。“The Walking Dead”シーズン1以降の大きな成功を支えた馴染み深い作品のフォーマットについて、2018年に何やら大きな変化をもたらすことが明らかになりました。
これまで、絶えずエピソードとコンテンツのリリースを継続し、3年毎の秋に大作を発売する類いのビジネスとは全く異なるアプローチと開発を続けてきたと語ったJob Stauffer氏は、Telltale GamesのDNAが(ビデオゲーム開発スタジオよりも)むしろテレビスタジオに似ていると述べ、TelltaleがインタラクティブなHBOもしくはNetflixに近いと説明しています。
氏は、こういった背景と成功を支えた従来のフォーマット(つまり4~6週間おきにエピソードを配信する従来のシーズン形式)に対して、“The Wolf Among Us”シーズン2や“The Walking Dead”シーズン4を含む2018年のタイトルラインアップを通じて新しい変化を提示すると予告。新しい取り組みに関する具体的な言及を避ける一方で、この変化がスタジオにとって来年の大きな課題だと挙げ、前述した2作品のリリース形態が現行の“Batman: The Enemy Within”と全く異なるものになる可能性を示唆しています。
また、氏はTelltaleが扱うジャンルについても言及しており、ネオノワールからポストアポカリプト、ファミリー向けの冒険コメディ、スーパーヒーローアクション、壮大なファンタジーまで、既に様々なジャンルを手掛ける一方で、スタジオがまだラブコメやよりライトな題材、成人向けのドラマにチャレンジしていないと言及。成人向けのお気に入りとしてローレンス・カスダンの“再開の時”(The Big Chill)を挙げています。
すっかり“The Walking Dead”形式のフォーミュラが定着したTelltale Games作品ですが、スタジオの成功を支えた独自のフォーマットにどんな変化をもたらすのか、来年さらに登場するとされるパブリッシング作品を含め、今後の動向に改めて注目が集まるところです。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。