今年5月に行われたMichael Chu氏のAMAセッションにて、ジェットパックを背負った“ねこ”ヒーローのアイデアがかつて存在したと明かされ話題になった「オーバーウォッチ」ですが、昨日“BlizzCon 2017”会場で本作の初期開発と当時のアーカイブにスポットを当てるパネルが実施され、これまでプロジェクト“Titan”の後に存在した直接的な前身である「Crossworlds」の情報や、さらに当時アイデアとして存在した(ジェットパックねこを含む)様々なヒーローの概要や外観が報じられ大きな話題となっています。
■ “オーバーウォッチ”開発の初期について
- “オーバーウォッチ”は、キャンセルされたMMOプロジェクト“Titan”から誕生したプロジェクトだったことが知られているが、Jeff Kaplan氏によると、プロジェクト“Titan”がキャンセルとなり、そこから6週間で新IPのコンセプトをまとめる際に誕生したのが、オーバーウォッチの直接的な前身となるMMO“Crossworlds”だった。
- “Crossworlds”はマルチクラスのMMOシューターで、複数のクラスが存在し、異なる種族が同じ惑星に存在するはるか彼方の前哨基地となる惑星、文字通り“宇宙の十字路”が舞台となる作品だった。
- 今回登場した数々のイメージは、“Crossworlds”向けに描かれたもので、当初チームは6~9種のプレイアブルクラスを検討していたが、一方Geoff Goodman氏(現在はオーバーウォッチでヒーローのデザインを担当)は、バリエーション豊かな能力を持つ50人のヒーローを作り上げようとしていた。
- Jeff Kaplan氏はさすがに50クラスのMMOは無理だろうと考えたものの、Geoff Goodman氏はプロジェクト“Titan”時代のアートから着想を得て、実際に数々のヒーローをアイデアとして作り上げた。(※ これが上掲のヒーロー一覧イメージ)
- “Crossworlds”とは別のアイデアとして、“StarCraft”ユニバースの登場人物にスポットを当てるタイイン作品の検討も進められていた。
- ジェットパックを背負ったねこヒーローは、“オーバーウォッチ”開発の初期に誕生したアイデアで、Blizzard内部では非常に人気が高かったものの、“オーバーウォッチ”ユニバースには余りにも馬鹿げすぎているとしてキャンセルされた。
- ねこヒーローには、英雄的なカートゥーン風アイデアとリクライニングチェア風のジェットパックにふんぞり返るめんどくさそうなネコのアイデアが存在した。
- “ねこ”以外に、空飛ぶ“ワニ”や火炎放射器を手に飛ぶ“サル”、ガーゴイル、4本足の不気味な子供風メックといったアイデアも存在した。ジェットパックねこを含むこれらのアイデアに言及したJeff Kaplan氏は、彼らが別のゲームを考慮したアイデアだったかもしれないと振り返っている。
- かつてトールビョーンは“Claw Trap”と呼ばれる設置可能な罠を使用していた。罠の近くを通過したプレイヤーを大型の爪でつかまれ、動きが封じられたとのこと。
Happy to hear there are a lot of Brigitte Lindholm fans out there!
Yes, she's Torbjorn's daughter. ???????? pic.twitter.com/GKHtMfn913
— Michael Chu (@westofhouse) 2017年11月4日
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。