映画の進捗や“The Last of Us Part II”のインスピレーションなど、Neil Druckmann氏が登壇したDICE 2018パネル情報まとめ

2018年2月22日 17:03 by katakori
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「The Last of Us Part II」

昨日開幕した“2018 D.I.C.E. Summit”にて、Naughty Dogのお馴染みNeil Druckmann氏と“10 クローバーフィールド・レーン”のダン・トラクテンバーグ監督(Portalのファンメイド映像“Portal: No Escape”や“ブラック・ミラー”のS2E2:拡張現実ゲームエピソードでも知られる)が登壇するパネルが実施され、「Uncharted」と「The Last of Us」の映画化に関する進捗やアプローチ、続編「The Last of Us Part II」に影響を与えたTVドラマ、初代“The Last of Us”の誕生にまつわるロメロとNeil Druckmann氏のエピソード等に関する興味深い言及が話題となっています。

■ “Uncharted”と“The Last of Us”の映画化について

  • Neil Druckmann氏は、“Uncharted”の映画化にあたって、ショーン・レヴィ監督と幾つかの対話を進めていると明かし、ショーン・レヴィ監督が映画化についてNaughty Dogの考えや立ち位置をしっかり理解していると説明。映画化の決定から数年を経て、映画版“Uncharted”の翻案が大きく変化したことを伝えている。
  • 映画化が決まった当初のNaughty Dogを振り返ったNeil Druckmann氏は、最初こそ映画界が自分達に注目していると驚き興奮したものの、時間の経過と共に、自分達が非常に映画的な物語を完成させた自負もあって、ゲームを直接的に映画化する翻案に乗り気ではなくなってしまったと説明している。
  • トム・ホランドが演じる若いネイトやジョー・カーナハンの脚本について触れたNeil Druckmann氏は、何れにしろ自身や一部のファンにとって、映画化はある種の違和感を覚える作品になるだろうと説明した。
  • 自身を含め、多くのファンにとって、ノーラン・ノースがネイトであり、アシュレイ・ジョンソンがエリー、そしてトロイ・ベイカーがジョエルだと明言し、他の誰かがその役を演じることは一部のファンの感覚を混乱させるだろうと伝えている。
    • この件について(実在しない)例を挙げたNeil Druckmann氏は、ブライアン・クランストン以外の誰かがウォルター・ホワイトを演じる“ブレイキング・バッド”の映画化を紹介し、これが“意味のない”、“誰もが間違っていると感じる”出来事だと語り、映画化の難しさを伝えている。
    • 一方で、ダン・トラクテンバーグ監督は似たような状況で実際に成功を収めたケースとして、映画“ファーゴ”のTVドラマ化を紹介。これが作品世界や特有の空気を維持したまま物語を拡張させたと語り、前述のような問題点を解決する方法の1つだと考えていると説明。ただし、“ファーゴ”の件については、キャラクターを一新したことが成功の要因でもあり、Neil Druckmann氏とトラクテンバーグ監督共にNaughty Dog作品の映画化についてはこれが当てはまらないことを互いに認識している。
  • 映画化の現状に関する具体的なディテールは依然明かされていないが、Neil Druckmann氏によると、ある時点における映画版“Uncharted”の脚本がゲームを直接脚色したものだったとのこと。Neil Druckmann氏はこの脚本が良くなかったとして、こういった映画化は望んではいなかったと説明している。

■ “The Last of Us Part II”の開発について

  • 現在開発を進めている“The Last of Us Part II”のインスピレーションについて言及したNeil Druckmann氏は、同名のコミックを実写化したNetflixの人気ドラマ“The End of the F***ing World”(このサイテーな世界の終わり)の脚本と演技、一種独特なアプローチを挙げ、続編のダイアログに影響を与えたと説明している。
  • なお、1作目の開発時にはキャラクターの密接な人間関係にフォーカスすべく、映画“トゥモロー・ワールド”から多くのインスピレーションを得たとのこと。

■ その他のエピソードについて

  • “The Last of Us”の誕生について:Neil Druckmann氏によると、“The Last of Us”の誕生は氏の大学院時代にまで遡る。当時大学でジョージ・A・ロメロ監督向けにゾンビゲームのアイデアを提出する機会があり、Neil Druckmann氏は上田文人氏のICOとシン・シティのキャラクターを組み合わせるアイデアを思いついた。プレイヤーは心臓病持ちの警官となり少女を守る。警官が心臓発作を起こした場合、プレイヤーは少女をコントロールし警官を守るというゲームを考えていたとのこと。
  • “Uncharted”からカットされたシーンについて:ネイトのフラッシュバックを描くシーンの1つとして、中世の城で剣を手に戦うシーケンスが存在したとのこと。この戦いはあるボスのチュートリアルとして実装する予定だったものの、その後カットされたとのこと。
  • Naughty Dogが今後手掛ける作品について:Naughty Dogは、主に三人称視点の作品を手掛けることで知られているが、三人称視点以外の作品に関するアイデアに対してもオープンであり、Neil Druckmann氏は将来的に三人称視点以外のタイトルが誕生する可能性もあると説明。実際、“The Last of Us”の開発時に一人称視点と三人称視点でブレインストーミングを行った経緯を挙げ、Naughty Dogが一人称視点作品の開発についてあれこれ考えを重ねていると明かし、“Half-Life 3”をどうやって作ろうかといったジョークが内部で交わされたことを伝えている。
情報元:GameSpot, Dualshockers, IGN, IGN

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