2018年4月12日 0:06 by katakori

昨年11月末の“ADAM: Episode 3”公開以来、静かな状況が続いていたニール・ブロムカンプ監督率いるOats Studiosですが、先ほどスタジオが昨年6月に公開した短編“Volume 1 – Firebase”の次回作に向けた独自のクラウドファンディングキャンペーン「FUEL OATS」をスタート。なんと、30日で集まった資金に応じた（つまりファンがオンラインで製作費を全額出資する）“Firebase”の新作を製作することが明らかになりました。

ニール・ブロムカンプ監督が映画製作の新たなアプローチについて語る映像

今回のクラウドファンディングは、計画の実現に必要な目標額を集める従来のキャンペーンとは異なり、調達額に併せて作品の規模や内容を変更する挑戦的な企画で、Oats Studiosによると、40ドル集まれば“Firebase”のネコ動画を作成し、もし1億ドル（約107億円）が集まれば“Firebase”の長編映画三部作を作るとのこと。

なお、資金提供を行った後援者は、クレジットに名前が掲載されるほか、3度の製作舞台裏情報（プリプロとプロダクション、ポスプロ）、完成品が試聴可能なメンバーポータルへのプライベートリンク、作品の製作に用いられた全てのコンセプトアートを収録するPDFが与えられ、10ドルから1,000ドルまで、6種の資金提供が可能となっています。（250ドルと1,000ドル支援の各先着100名にはニール・ブロムカンプ監督とOats Studiosのサイン入り“Firebase”ポスターが与えられる）

クラウドファンディングのキャンペーン期間は前述の通り30日間となっていますので、お好きな方は早めにありったけの資金提供を済ませておいてはいかがでしょうか。