薬物で市民に幸福を強いるディストピアからの脱出を描く「We Happy Few」がオーストラリアで発禁、ACBがレーティング分類を拒否

2018年5月22日 19:02 by katakori
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「We Happy Few」

今年1月下旬に4月中旬を予定していた製品版の発売延期が報じられたCompulsion Gamesの野心作「We Happy Few」ですが、今夏の製品版ローンチに期待が掛かるなか、新たにオーストラリアの公的レーティング審査機関Australian Classificationが本作のレーティング情報を掲載。“We Happy Few”がレーティング分類不可のRC(Refused Classification:分類拒否)タイトルとしてオーストラリア市場における事実上の発売禁止処分となったことが明らかになりました。

これは、セックスやドラッグ、中毒、犯罪、残虐さ、暴力、不快さに関する強い表現が成人向けのコンテンツとして一般的に認められる範疇を超えると判断したACBがレーティング分類を拒否したもので、再審に向けた取り組み等については不明ながら、これまでGame Preview版が購入可能だったオーストラリアのXbox Storeページは既に本作の販売を中止しており、代わりに“Coming Soon”の文言が掲載されています。

昨年3月中旬には“Outlast 2”が同じくRC扱いとして一時発禁となったものの、その後ほどなく分類拒否を取り下げ、無修正のまま販売にこぎ着けた経緯が知られていました。

“We Happy Few”については、前述の要因の中でも特に薬物と中毒に関する描写が問題視されたものと思われますが、この2つの要素は本作の根幹を成すコアメカニクスそのものであり、今後Compulsion Gamesがどういった対応を図るか、今夏の製品版ローンチに向けて改めて注目が集まるところです。

余談ながら、オーストラリアには長らく18歳以上を対象とするレーティングクラスそのものが存在しなかった背景があり、2009年に“Modern Warfare 2”が15歳以上対象タイトルとしてレーティング審査を通過したことを発端に、子供の保護を訴えるロビー団体や政府の審議委員会、ビデオゲームの業界団体、ゲーマーの権利を主張する政治団体、ゲーマーをバイカーギャング並みに危険だと主張した当時の司法長官など、様々な団体や個人が酷い舌戦と激突を繰り返す泥沼の政治劇を経て、2011年8月にニューサウスウェールズ州のみを対象とする試験的なR18+クラスを導入。その後2012年6月にR18+クラス新設の法案が遂に上院を通過し、2013年1月1日にオーストラリア全州を対象とするR18+クラスを正式に導入したことが知られていました。

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