2018年6月21日 12:56 by katakori

2011年3月に正式アナウンスが行われ、商標を巡るBethesdaとの裁判争いやスタジオの大きな再編を経て、2014年12月に製品版のローンチを果たしたものの、今年2月に公式サーバの運用が終了していたMojangのカードゲーム“Scrolls”ですが、サーバ閉鎖のアナウンス時に予告されたコミュニティサーバと新クライアントの動向に注目が集まるなか、本日Mojangが本作の新たな公式サイトをオープン（※ 旧公式も更新済）。名称を「Caller’s Bane」と改め、F2Pタイトルとして再リリースを果たしたことが明らかになりました。

これは、新クライアントと（細かな調整が可能な）プライベートサーバツールのリリースに併せて、“Scrolls”の名称を変更したもので、発表を行ったMojangによると、そもそも“Scrolls”の名称があまり好きではなかったとのこと。

また、再リリースに伴い“Scrolls”時代からファンサイトを運用していたscrollsguide.comのKbastenさんがコミュニティサーバをオープンしたことが判明しています。（既に稼働中）

なお、再リリースとサーバ移行に伴い、従来のデッキや収集済みコンテンツが“Caller’s Bane”向けに持ち越されないほか、Mojangのアカウントシステムを用いないことから、従来のゲーム内フレンドリストは機能しないとのこと。