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“Sniper Ghost Warrior 3”のビジネス的な失敗に伴い、2017年7月にレイオフを伴う内部開発の規模縮小とAAAタイトル開発に関するアプローチの大幅な見直しを図ったCI Gamesですが、その後なんとか“Sniper Ghost Warrior 3”のマルチプレイヤー実装を果たし、最終的に累計100万本販売を達成したシリーズの今後に注目が集まるなか、先ほどCI Gamesが次回作「Sniper Ghost Warrior Contracts」を発表。シリーズの新たな方向性を模索する新作の開発を進めていることが明らかになりました。

PS4とXbox One、PC向けの新作として2019年の発売を予定している“Sniper Ghost Warrior Contracts”は、シベリアの荒野が舞台となるミッションベースのスナイパーシューターで、新たに契約システムを導入し、各ミッションのメインターゲットやサイドオプションの達成を通じて得られる報酬でロードアウトを強化するリプレイ性の高いゲームプレイ、より濃密なスナイパー経験をもたらすオープンエンドなミッションマップ、シングルプレイヤーキャンペーン、マルチプレイヤー対応といった要素を特色としており、ロードの最小化やパフォーマンスの向上を図るゲームエンジンのさらなる最適化も進められます。

なお、今回の大きな方向転換は、現実的な開発規模にそぐわない野心的な要素を数多く盛り込みすぎたことで、開発が難航し、延期を重ね、一部機能をオミットせざるを得なかった“Sniper Ghost Warrior 3”の教訓とフィードバックを活かしたもので、前作の計画を肥大化させる主な要因の1つだったオープンワールドを廃止することで、経験そのものを濃縮し、より戦術的でリプレイ性の高いゲームプレイを目指すとのこと。