先日、発売日の決定と新トレーラーをご紹介した英ZA/UMの野心的な探偵オープンワールドRPG「Disco Elysium」ですが、2019年10月15日の発売がいよいよ目前に迫るなか、新たにZA/UMが主人公のクラスやアライメントに関わる要素の1つである“Thought Cabinet”に焦点を当てるトレーラーを公開。まずはその複雑な全容に先駆けてそれぞれの思考を示す膨大で禍々しいアートワークを1つのタペストリに描き込んだ非常に興味深い内容となっています。
本作の耳慣れない要素“Thought Cabinet”とは、初期“Fallout”のTraitと“Civilization”の七不思議を組み合わせたようなシステムで、キャラクターのTraitやパーク、評判、アライメント、イデオロギーとして機能し、プレイヤーの思考実験室で異なる思考を組み合わせることで、新たなアイデアや強迫観念が生じ、武器の研究や間接税制を研究することで、自由市場のエバンジェリストとなる、或いは自殺について考えるといった行動が可能になるとのこと。
また、プレイヤーの思考がNPCとの対話やダイアログ選択に影響を与えるという点においては、“Thought Cabinet”が評判や名声に相当するシステムであるとも言えます。
なお、“Thought Cabinet”のスロットに設定した“思考”には、それぞれの効果を最大限に引き出すために必要な“思考の内面化”に必要となる内部化期間(およそ30分から3日程度)が設けられており、(Civilizationの七不思議を建設する際、それぞれに異なるコスト/建築期間が存在するように)大小様々な思考プロジェクトを取得可能となるほか、スキルポイントを使用することで、これを忘れることも可能とのこと。
“Disco Elysium”は、元刑事の探偵が主人公となるハードボイルドかつハードコアなオープンワールドRPGで、2Dと3Dを併用する美しいアイソメトリックなビジュアル、近年のCRPGとは全く異なる構成やアプローチで用意された24種のスキル、ダイアログ選択を包括する戦略的な疑似ターンベース戦闘、残虐な事件を解決する英雄から殺人者、億万長者にまでなれる自由度の高さ、脅しや甘言、暴力、詩を書く、カラオケを歌う、人生の意味を追求するといったTRPG的な選択の数々、同じくTRPG的な奥深さを持つダイアログシステムといった要素を特色としています。
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