2000年から2016年に掛けて、Bungieの社長とスタジオヘッド、CEOを兼任し、中期Bungieの成功と成長を支え、(Martin O’Donnell氏との泥沼裁判とBungieの大規模な再編を経て)2016年1月に同社を退社していたHarold Ryan氏ですが、Bungie退社後程なく新スタジオ「ProbablyMonsters Inc.」を設立していた氏の動向に注目が集まるなか、新たにHollywood ReporterがHarold Ryan氏とスタジオに関する現状とデビュー作の話題を報じ、何やら大手パブリッシャーと提携した未発表のオリジナルのAAAタイトルを手掛けていることが明らかになりました。
報告によると、“ProbablyMonsters”は既に2つのスタジオ(Cauldron StudiosとFirewalk Studios)を運営しており、Harold Ryan氏が個人的に選んだ業界トップクラスの開発者グループによって率いられているとのこと。
また、“ProbablyMonsters”が提携したパブリッシャーやプロジェクトに関する詳細は不明ながら、スタジオが取り組んでいるAAAタイトルの予算はおよそ5,000万ドル規模と報じられています。
なお、“ProbablyMonsters”は既に70人規模の従業員を雇用しており、その中にはMicrosoftの技術リードを務めたLonnye Bower氏やAmazonでシニアリクルートマネジャーを務めたShannon Armstrong氏が所属しているほか、かつてActivisionで“Destiny”部門のVPを務めたTony Hsu氏がFirewalk Studiosのスタジオヘッド、God of WarやMystなど、多数のAAAタイトルを手掛けたベテランDave Matthews氏がCauldron Studiosのスタジオヘッドに就任。さらに、Bungieの元クリエイティブディレクターRyan Ellis氏とDestinyのDLCストーリーリードを務めたCJ Cowan氏がそれぞれFirewalkとCauldronのゲームディレクターを務めているとのこと。
長年に渡ってBungieの成功を率いたHarold Ryan氏と多数のベテランが集う“ProbablyMonsters”が一体どんなタイトルのを手掛けているのか、来る続報に大きな期待が掛かるところです。
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