同時使用可能な2人Co-op用の新UIやPC版の左クリック割り当てを含む期待作「ディアブロ IV」の新情報が解禁

2020年2月27日 19:53 by katakori
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「Diablo IV」

昨年11月のアナウンス以来、様々な情報公開が続いている期待の人気シリーズ最新作「ディアブロ IV」ですが、新たにBlizzard Entertainmentが四半期毎に最新情報を紹介するBlogシリーズの第1弾を公開し、UI周りの新たなディテールとモンスター関連の情報を公開しました。

この第1弾四半期アップデートは、マウスの左クリックに対する割り当てやUIの新たな仕様、モンスターの新たなカテゴライズ“ファミリー”に関するディテールなど、ファン必見の内容となっていますが、非常に分量が多いため、まずは前半のUI周りに関するディテールをまとめてご紹介します。

BlizzConデモのフィードバックに基づく変更

■ インベントリ

  • インベントリの管理によってゲームプレイが中断されることを避けるために(これは特にシリーズの過去タイトルにおいて顕著だった)、現段階でサイズの異なるアイテムを復活させる予定はない。
  • 装備品やアイテムのアイコンは、当初ゲームの全体的なアートの方向性に沿う絵画的なスタイルを追求していたものの、UI内の小さな要素についてはマッチしなかったことから、現在は3Dモデルをベースに自然なテクスチャとリアリズムを与える別のアプローチを模索している。
  • また、レアリティを明示していたアイコンの背景の明るさと彩度を下げ、背景の装飾でレアリティを視覚的に示すよう改善された。これについては、より広範囲なアクセシビリティを確保したいとのこと。
  • 様々なフィードバックに基づき、インベントリのレイアウトが刷新された。よりバランスの取れた構成に加え、各UI要素における色の配置、およびコントラストレベルに注視している。

■ 左クリックの再割り当て機能

  • “ディアブロ IV”のスキルスロットについては、既に“Diablo III”と同じく好みのスキルを自由に選択し割り当て可能なシステムを採用する旨が報じられていたが、Angela Del Priore氏によると、最新作のPC版はマウスの左ボタンにプライマリスキルと移動以外のスキルが割り当て可能となる。
  • 最初から全てのスキルスロットに任意のスキルを割り当てられるだけでなく、全てのスキルスロットに任意のキーが割り当て可能となる。また、同様にコントローラーのスキル再割り当てにも対応するとのこと。
  • ※ 左クリックの再割り当てについては、“Diablo III”の一部特化型ビルドにプライマリスキルを全く使用しないビルドが存在するほか、移動にForce Moveキー用いるPCプレイヤーも多いことから、極めて有用な改善と言える。

■ 画面左下部のアクションバー配置について

  • アナウンス時に採用していた画面左下部のアクションバー配置は、中央の戦闘エリアを明瞭にし、アイソメトリックカメラから隠れていた画面下部の情報を開放するための取り組みだった。
  • PC版については、ユーザビリティテストの結果と開発チームのフィードバック、デモのフィードバックに基づき、従来の中央下部配置をデフォルトの設定に戻した。
  • この優先位置は、プレイヤーとモニタの距離によって変化する視野角によって変化することから、コンソール版は画面左下部のアクションバー配置となる。また、PC版はコントローラーによるプレイにも対応することから、画面下部中央の配置と画面左下部の配置が選択可能となる。
「Diablo IV」
装備アイコンの新たなアートスタイル、背景の明るさと彩度が調整され、レアリティを示す装飾が追加された
「Diablo IV」
新たなレイアウトのインベントリUI、アナウンス時のビルドに比べて各要素がより明瞭に整理された
新たに天使の力と悪魔の力、系譜の力の統計値も視認可能となっている
「Diablo IV」
参考:BlizzConビルドのインベントリ、新デザインの見事な洗練ぶりが確認できる
「Diablo IV」
画面左下部のアクションバー配置、コンソールとPC版のコントローラープレイに適している
「Diablo IV」
馴染み深い画面中央下部のアクションバー配置、これがPC版のデフォルト設定となる
「Diablo IV」
テレビとデスクトップモニタによって異なる視野角の説明図、画面が近いと視点の移動距離が大きくなる

画面左下部にアクションバーを配置した際の視点移動の例

PCのコントローラーサポート

  • “ディアブロ IV”の開発にはリードプラットフォームが存在せず、PCとコンソールの開発が同時に進められていることから、予てからのアナウンス通りPC版はコントローラーによる操作に対応している。
  • プレイヤーが2つのオプション(マウス/キーボード、およびコントローラー)を自由に切り替えられるよう、操作のハードウェアをその場で切り替えても、ゲームプレイの楽しさを損なわないよう、両方に対応可能なUIの統合が必要となった。
  • 統合型のUIは、ナビゲーションをより容易にするためにグリッドベースのレイアウトとなるものの、2つの操作体系で必ずしも同じインタラクションの流れをもたらすわけではない。
  • こういったアプローチにおいて、既に確立済みのキーボードとマウスによる操作体系を維持しながら、コントローラーに適したショートカットと代替フローをゲーム中絶えず維持することは、単純な仕事ではないものの、Blizzardは両方のタイプの操作に対してネイティブな操作感を追求していくとのこと。

UIのデザインは同じでも、そのフローは入力デバイスによって大きく異なる
左はマウスとキーボードによるアサイン操作、右はコントローラーを用いたアサイン

ソファCo-op用のUI

  • 多くのプレイヤーが“Diablo III: Reaper of Souls”のソファCo-opを楽しんでいることは把握していたが、最大の不満は一方のプレイヤーがUI画面を開いている間、もう1人のプレイヤーが何もできないことだった。
  • 最大4人プレイ可能な“Diablo III: Reaper of Souls”のローカルCo-op機能を利用する構成を調べたところ、2人組が最も多いことが判明した。
  • この問題を払拭すべく、“ディアブロ IV”には2人プレイのローカルCo-op経験を大きく改善するプレイヤー毎に独立したコアUI画面が導入される。これにより、それぞれのプレイヤーが自由に、或いは同時にUIの使用が可能となる。
「Diablo IV」
ソファCo-op用の新UI、右と左でそれぞれに異なるUIが確認できる
左のプレイヤーはスキル割り当て画面を、右のプレイヤーはタレント画面を使用中
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