待望の早期アクセスローンチを果たしたサバイバルMMO「Last Oasis」が深刻な技術トラブルで1週間のサーバ運用停止と返金対応を発表

2020年3月30日 11:41 by katakori
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「Last Oasis」

彫刻家で物理学者のテオ・ヤンセン氏が生んだストランドビーストにインスパイアされた巨大な木造多脚機械のデザインや大規模な戦闘が大きな注目を集め、今月27日に待望のSteam Early Accessローンチを果たしたDonkey CrewのオープンワールドサバイバルMMO「Last Oasis」ですが、ローンチ直後からサーバ周りの技術的な問題が続いており、先ほどDonkey Crewが現在の問題に関する声明を発表。エンジニアが問題の解決に向けた調査に集中できるよう、およそ7日間のサーバ運用停止を決定したことが明らかになりました。

今回の問題は、サーバのクラッシュに伴い大多数のプレイヤーがゲームにログインできない状況が続いていたもので、Donkey Crewのエンジニアチームが24時間体制で問題の特定やボトルネックの解消に最善を尽くしていたものの、残念ながら改善に至らず、開発者達に睡眠とプレッシャーを掛けない調査時間が必要になったとのこと。

また、今回の問題とサーバ停止に伴い、プレイ時間に関わらず発売から3日間の全額返金対応に応じることが判明しています。

Donkey Crewは、“Last Oasis”を楽しんでもらえるよう、一刻も早い復旧を実現したいと語り、サーバの安定が確認でき次第最新の進捗を報告すると伝えています。また、報告を行った本作のプロジェクトリードは、前述の現状と対応に加え、今回の問題が負荷テスト時に確認できなかったこと、これが適切な早期アクセスゲームのローンチではないというユーザーの声にスタジオも深く同意する旨を挙げ、ファンに謝罪の言葉を伝えています。

Donkey Crewのプロジェクトリードが公開したメッセージ

“Last Oasis”は、月の破壊に伴う自転の停止によって文明が崩壊した地球で繰り広げられる生存者達の領地争いを描くアクションMMOで、移動や輸送、移動基地、歩行都市、戦闘といった様々な役割を担う“Walker”と呼ばれる木造の風力機械をはじめ、資源の収集やEVE Onlineにインスパイアされたプレイヤー主導型の動的な経済・取引システム、100平方kmサイズのエリアを相互に接続する巨大な世界、建築システム、グラップリングフックを用いたアクションといった要素を特色としています。

参考:“Last Oasis”のSteam Early Accessローンチトレーラー
情報元及びイメージ:Steam, PC Gamer

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