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先日、WHO（世界保健機関）とビデオゲーム業界の大手18社が提携した世界的な新型コロナウイルスの感染症対策キャンペーン“#PlayApartTogether”を始動し話題となりましたが、新たにイギリスを代表するビデオゲームスタジオ「Codemasters」と「Rebellion」、「King」とイギリス政府が提携し、独自の新型コロナウイルス対策キャンペーンを開始したことが明らかになりました。

イギリスのデジタル・文化・メディア・スポーツ省が始動した今回のキャンペーンは、前述のスタジオが扱う「Candy Crush Saga」や「Dirt Rally 2.0」、「Sniper Elite 4 」、「Farm Heroes Saga」といった人気タイトルに新型コロナウイルス関連のアドバイスを掲示するもので、ゲーム内広告やプレイ開始前の画面に在宅を促すメッセージや新型コロナウイルス関連のWebサイトへのリンク等が掲載されます。

既に“Dirt Rally 2.0”のゲーム内には、自宅で安全に過ごすよう促す“Stay Home, Stay Safe”のバナーが大きく掲げられており、位置情報を利用したジオターゲティング広告として、イギリスのプレイヤーにのみ表示されるとのこと。（今後、他のヨーロッパ地域やアメリカのプレイヤーにも各地域向けにカスタマイズした公共情報を提供予定）

また、デジタル・文化・メディア・スポーツ省は前述の3社だけでなく、2,000社を超えるイギリスのゲーム会社にキャンペーンへの参加を呼びかけており、ビデオゲームが持つダイナミックな情報の訴求力に期待が掛かる状況となっています。