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現在、Dishonoredと恋はデジャ・ブ、トムとジェリーを組み合わせたような独創的な新作“DEATHLOOP”の開発を進めているお馴染み「Arkane Studios」ですが、リヨンチームが“DEATHLOOP”の開発を担当する一方で、初代Dishonoredと新生Preyを手掛けたオースティンチームの動向に注目が集まるなか、お馴染みHarvey Smith氏が自身とオースティンチームの現状に言及し、何やら未発表のプロジェクトに取り組んでいることが明らかになりました。

これは、スペインのメディアVandalのインタビューに応じたHarvey Smith氏が明らかにしたもので、Harvey Smith氏は事前情報通り“DEATHLOOP”の開発に関与しておらず（今後出来上がる高度なビルドをプレイしてフィードバックは提供したいとのこと）、“Dishonored 2”の開発を終えてオースティンに戻った後は初代“Dishonored”や新生“Prey”を手掛けた開発者達と新たな計画に取り組んでいると説明しています。

今のところ、Harvey Smith氏が開発を率いる未発表プロジェクトに関する具体的なディテールやお披露目の時期は不明ですが、これまでの経緯を踏まえると、これが“Dishonored”の新作である可能性は低いと言え、数年に渡って潜伏を続けているオースティンチームの動向に改めて大きな期待が掛かるところです。

余談ながら、Microsoftによる買収について言及したHarvey Smith氏は、現段階でArkane Studiosに大きな変化はないものの、Microsoftよりも良いパートナーを見つけることは困難だとの見解を提示しています。また、盟友であるArkane Studiosの元CCO兼創設者Raphael Colantonio氏とは現在も交流があり、コロナ禍においても十分対策を講じた上でしばしば共にカプチーノを楽しんでいるとのこと。（※ Raphael Colantonio氏は、現在新スタジオWolfEye Studiosを設立し、野心的なデビュー作ダーク西部劇ファンタジー“Weird West”を開発中）