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昨年3月にHBOとNaughty DogがTVドラマシリーズ化を正式にアナウンスし、お馴染みNeil Druckmann氏と傑作“チェルノブイリ”のクレイグ・メイジンが製作総指揮・脚本を担当することが判明していた「The Last of Us」ですが、新たにThe Hollywood Reporterが当初ヨハン・レイク（チェルノブイリ、ブレイキング・バッド、ベイツ・モーテル）に決定していた監督の変更を報告。新たにカバルダ・バルカル共和国のカンテミール・バラゴフがパイロット版の監督を担当することが明らかになりました。

The Hollywood Reporterの報告によると、ヨハン・レイクはスケジュールの都合で“The Last of Us”の監督を断念せざるを得ない状況に陥り、カンヌの寵児であるカンテミール・バラゴフが抜擢されたとのこと。

カンテミール・バラゴフ監督は、ロシアで幾つかの短編やドキュメンタリー作品を手掛け、初の長編デビューとなった映画“Closeness”（2017）と2本目の長編“Beanpole”（2019）が何れもカンヌの“ある視点部門”に選出され、FIPRESCI賞やクィア・パルムを獲得するなど、世界的に大きな注目を集めていました。