先日、チェルノブイリやブレイキング・バッドの監督を務めたヨハン・レイクが製作総指揮に就任し、パイロット版の監督を務めるのではないかと報じられたHBOのドラマ版「The Last of Us」ですが、新たにNeil Druckmann氏と共にドラマの脚本を手掛けるお馴染みクレイグ・メイジン氏がBBCのインタビューに応じ、初代のゲームに何らかの都合で実装されなかった“愕然とするような要素”をドラマに盛り込む計画を進めていることが明らかになりました。
これは、BBCのポッドキャスト“Must Watch”のチェルノブイリ回に出演したクレイグ・メイジン氏が自ら明らかにしたもので、ドラマ化の目標に触れた氏は、ゲームを楽しんだプレイヤーが、かつて自分が愛したゲームの中で見たストーリーを何も傷付けることなく、全く知らなかった驚くような内容を多く与えてくれた、と感じるような作品にしたいと説明。このコンセプトに対する取り組みの1つとして、Neil Druckmann氏がオリジナルゲームに実装できなかったアイデアをドラマに盛り込みたいと伝えています。
今のところ、初代に実装されなかった要素の具体的なディテールは不明ですが、これを直接Neil Druckmann氏から聞いたクレイグ・メイジン氏は、“愕然とした”と語り、これを絶対にドラマで描かなければとNeil Druckmann氏に提言し、駄目だと止めるならここで撃てと迫った経緯を楽しそうに振り返っています。
なお、クレイグ・メイジン氏によると、TVドラマ版“The Last of Us”が新しいものと既にあるものを再創造しながら、別のフォーマットで描きなおすような作品で、オリジナルのゲームとは別の方法でもう一度“The Last of Us”を好きになってもらうようなアプローチをとっていると伝えており、ファンが愛したキャラクター達から逸脱することなく、ゲームの流れに沿ってストーリーを拡張すると説明。ジョエルとエリーが突然バイクに跨がってバイカーギャングと戦うようなスピンオフエピソードは描くことはなく、TVシリーズは映画が決して真似できない方法でキャラクターの関係性をより深く掘り下げていくと語り、映画化が頓挫した要因は、この関係性を深く掘り下げるための充分な“時間”がないことにあったと興味深い見解を提示しています。
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