先ほど、Gabe Newell氏が「Valve」の未発表新作について語った話題をご紹介しましたが、今回“1 NEWS”が公開したゲイブのインタビューには、ゲイブが新型コロナウイルスの影響で長期滞在しているニュージーランドでの日常や個人的な今後の意向、“Valve”の事業についても語られており、“Valve”の一部開発者がニュージーランドへの移住を希望しているといった非常に興味深い情報が判明しています。
余談ながら、ゲイブは2020年初頭に家族旅行でニュージーランドを訪れたものの、新型コロナウイルスの感染状況が悪化したことから、“最も懸命”な選択としてニュージーランドでの滞在を続けており、しばらく居住を続けるだけでなく、今後の長期的な滞在を視野に入れた市民権の取得を計画しています。
これまで、ゲイブの現状に併せてValve従業員がニュージーランドに移る予定はないとされていましたが、今回インタビューに応じたゲイブによると、状況が少し変化した様子で、一部従業員がニュージーランドへの移住に強い関心を示しており、現在ゲイブが一部スタッフの移住に関する実現の可能性や具体的なロジスティクスについて社内で検討を進めているとのこと。
これは、もちろん新型コロナウイルスの感染拡大を見事に押さえ込んだニュージーランドの状況が大きく影響しており、アメリカで9ヶ月近く自宅に引きこもっている従業員達が、日々ニュージーランドで自動車レースに出かけたり、病院で医師と共に新型コロナウイルス患者の研究に精を出すゲイブの充実した毎日を目の当たりにしていることで、ニュージーランド行きに対する関心が高まっているというもの。
また、ゲイブはニュージーランドがゲーム開発にとっても素晴らしい環境であり、地物の人材やインフラにも問題がないばかりか、ニュージーランドの人々が築いた“馬鹿がいない”(ゲイブは“Not-Stupidium”という造語で説明、つまりアーダーン政権に象徴される科学重視の取り組みや国としての人権意識の高さ等)という現在の世界では極めて貴重な社会がアイルランドやロサンゼルス等を上回る優れた生産性を実現していると強調しています。
さらに、ゲイブは新型コロナウイルスの影響でキャンセルとなった“DOTA 2”や“CS:GO”のeSportsトーナメントにも言及しており、ニュージーランドが実現に対して現実的な可能性を持つ優れた候補地の1つだと明言。今後新型コロナウイルスの変異が続くほど、ニュージーランドでのイベント開催が有力になると伝えています。
今のところ、Valve従業員の移住やイベントの開催に関する具体的な計画が進められているわけではありませんが、ゲイブの滞在が続くことは既に決まっており、今後この長期滞在が与える影響に改めて注目が集まるところです。
なお、ゲイブが最近熱心にプレイしているお気に入りのゲームは“Dota 2”と“Left 4 Dead”、さらにMoonlight Mouseの人気タワーディフェンス“Ancient Planet Tower Defense”で、今はValve社内で大流行していることから“Apex Legends”にも興味があるとのこと。
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