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2016年5月のアナウンス以来、一時は逮捕者まで出たStarbreezeの倒産と再建によって計画に大きな遅れが生じたものの、地道な業績とキャッシュフローの改善を重ね、昨年後半にはようやくパブリッシャーとの交渉を進める段階に入っていた人気シリーズ最新作「PAYDAY 3」ですが、その後の進捗と続報が待たれるなか、先ほどStarbreezeがプレスリリースを発行し、お馴染みKoch Mediaとの提携を発表。「PAYDAY 3」の販売について長期的な共同パブリッシング契約を締結したことが明らかになりました。

Starbreezeによると、“PAYDAY 3”の開発とマーケティング費用を合算した総投資額は5,000万ユーロ（約65億円）で、今回の契約に伴いプロジェクトの資金調達が全て完了し、現段階で2023年中にPC/コンソール版“PAYDAY 3”の発売を予定しているとのこと。

また、本作はGaaS作品としての運用が決定しており、発売後は18ヶ月以上に渡って開発と新コンテンツのリリース、マーケティングが継続される予定となっています。

さらに、StarbreezeとKoch Mediaの共同パブリッシング契約締結に伴い、投資家やアナリスト、メディアを対象とするカンファレンスコールの実施が決定しており、2021年3月19日CET午前10時（日本時間の3月19日午後6時）からウェブキャストの放送が行われ、StarbreezeのCEO Tobias Sjögren氏がプレゼンテーションを実施するほか、質疑応答も行われるとのこと。

今のところ、（Unreal Engineの採用以外）“PAYDAY 3”の詳細は不明ですが、遂に販売や資金面の問題をクリアした最新作のディテールが近く報じられるか、今後の動向に改めて注目が集まるところです。