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今年、誕生60周年を迎え、近年は本格的なコミックシリーズも進行（メルニボネの皇子とこの世の彼方の海を経て、来年3月には夢見る都市の最新話が発売予定）しているマイケル・ムアコック御大の傑作ファンタジー“エルリック・サーガ”ですが、新たにスウェーデンのRunatyrがプレスリリースを発行し、“エルリック・サーガ”をビデオゲーム化する「Elric of Melniboné」を正式に発表。コンソールとPC向けの新作として2024年の発売を予定していることが明らかになりました。

ビデオゲーム版「Elric of Melniboné」は、“メルニボネの皇子”（Elric of Melniboné）と“この世の彼方の海”（The Sailor on the Seas of Fate）、“白き狼の宿命”（The Weird of the White Wolf）、“暁の女王マイシェラ”（The Vanishing Tower）、“黒き剣の呪い”（The Bane of the Black Sword）、“ストームブリンガー”（Stormbringer）をベースにエルリックの戦いを描くストーリー重視のアクションゲームで、RunatyrとスウェーデンのデベロッパAurora Punks、イギリスのUpstream Arcadeが協力して開発を進めているとのこと。

今のところ、「Elric of Melniboné」のゲームプレイに関する詳細は不明ですが、発表に併せてムアコック御大がコメントを寄せており、「エルリックが最新のビデオゲームに生まれ変わるのを何年も待ち望んでいたが、遂にRunatyrがこの夢を実現してくれる。彼らが最高のゲームを作り上げてくれると信じている」と伝えています。

現代的なヒロイック・ファンタジーに多大な影響を与えた“エターナル・チャンピオン”シリーズの名作といわゆる典型的な英雄ではないエルリックがどんな姿でビデオゲームに登場するのか、来るお披露目に大きな期待が掛かるところです。

“Farewell, friend. I was a thousand times more evil than thou!”

It's finally time for us to tell you that we and @UpstreamArcade are making a game out of Elric of Melnibone.#ElricofMelnibone #MichaelMoorcocks #games #videogame #darkfantasy #stormbringer #gamedev #indiegames pic.twitter.com/LpFfdyKaGO

— Aurora Punks (@AuroraPunks) November 22, 2021