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本日、スペインのデベロッパOut of the BlueとパブリッシャーRaw Furyが新作パズルプラットフォーマー「American Arcadia」をアナウンスし、2020年末にデビュー作“Call of the Sea”をリリースしたOut of the Blueが70年代風のレトロフィーチャーな都市を舞台とする独創的な設定の新作を開発していることが明らかになりました。

“American Arcadia”の舞台は、全ての市民が贅沢で快適な生活を満喫している一見理想郷的な大都市が、実は地球上で最も人気の高いリアリティ番組が用意した架空の都市で、市民は24時間365日休むことなく生放送されていることを知らないまま暮らしているものの、視聴者の人気投票で下位に落ちた市民には死が待っている、という（映画“トゥルーマン・ショー”と“ハンガーゲーム”を組み合わせたような）独創的な世界。

本作の主人公の1人“Trevor Hills”は、番組の舞台裏を案内するという謎の声に命を救われ、これが本当に自分を救うための申し出か、それともさらなる視聴率アップを目指すための仕掛けか分からないまま、偽りのユートピアから脱出することになります。

また、本作はドキュメンタリー風のストーリー進行や豪華なボイスキャスト、それぞれに異なるプレイスタイルと体験を用意する2人の主人公（1人はステルスやチェイス、パズルを含む2.5Dプラットフォーマーアクション、もう1人はハッキングや探索、ステルス要素、パズルを備えた一人称視点の3Dパズル）といった要素を特色としており、番組が中継する複数の隠しカメラ映像と市民生活の様子を紹介するティザートレーラーが登場しています。

今のところ、“American Arcadia”のゲームプレイに関する詳細は不明ですが、本作は今年のTRIBECA Games Festivalに出展されるほか、Summer Game Fest向けの参加も決定しており、イベントに併せてさらなる続報が解禁される予定となっています。