2014年9月の早期アクセス入りを経て、昨年10月に待望のストーリーキャンペーン“Wintermute”エピソード4“FURY, THEN SILENCE”がリリースされた傑作サバイバルアドベンチャー「The Long Dark」ですが、来るエピソード5に加え、昨年末に明言されたサバイバルモードの有料アップデートやゲームモードの分離を含む今後の動向に期待が掛かるなか、新たにHinterland StudioのボスRaphael van Lierop氏が2022年4月分の開発日誌を公開。前述したサバイバルモード向けの有料アップデートとして、シーズンパス形式のDLCリリースを予定していることが明らかになりました。
また、今後も無料アップデートが継続されるほか、Katie Sorrell氏が今後の“The Long Dark”開発を率い、Raphael van Lierop氏がプロジェクトを離れることで、いよいよHinterland Studioの次回作に関する計画の始動が判明しています。
- 今回の開発日誌は、まもなく迎えるスタジオ設立10年に先駆けて公開されたもので、“The Long Dark”とスタジオの新たな展望についてまとめられている。
- 昨年実施されたコミュニティ向けのアンケートを通じて、多くのファンがサバイバルモードの有料拡張を望んでいることが判明したものの、7年に及ぶ無料アップデートの結果として、ストーリーモードとサバイバルモードの基盤が互いに依存しあう深い相互関係にあり、一方のアップデートがもう一方にも影響を与え、当初は1週間程度で済んでいたテストが1ヶ月以上の期間を要するなど、有料DLCによるサバイバルの拡張が極めて困難な状況となっていた。
- これに対処すべく、Wintermuteエピソード4のリリース以降、チームはサバイバルモードとストーリーモードを互いに切り離す膨大な作業に取り組んでおり、ようやく互いが独立して動作する状況を迎えている。これにより、サバイバルとストーリーを個別かつ合理的にアップデートできるよう改善され、遂にWintermuteへの影響を気にすることなく、サバイバル独自の変更や改善が可能となる。
- つまり、Wintermuteの最終章となるエピソード5とサバイバルモードのアップデートを独立して継続できるだけでなく、ようやくサバイバルモードの有料コンテンツ開発が実現できる目処が立ち、今年後半に(サウンドトラック以外では本作初の有料コンテンツとなる)アップデートパスが開始される。
- シーズンパス形式のサバイバル拡張は、今年後半から15~18ヶ月程度の期間を視野に入れた複数のコンテンツアップデートによって構成される。また、個別の有料DLC販売も行われる予定。
- また、シーズンパス/有料DLCのリリースに併せて、サバイバルモードのベースゲームを改善する無料アップデートも平行してリリースされる。
- シーズンパス形式の有料アップデートに関するロードマップは、後日改めて公開される予定。
- スタジオ設立から10年の節目を迎えるにあたって、“The Long Dark”の開発を率いてきたRaphael van Lierop氏がプロジェクトリーダーを退き、これまでリードデザイナーを務めてきたKatie Sorrell氏が“The Long Dark”の新たなリーダーとなる。一方、Raphael van Lierop氏はスタジオのクリエイティブディレクターとして、次回作に向けた創作期間に入る。今のところ新たな計画に関する具体的な情報は提示されていないが、“The Long Dark”のようなインパクトと長く持続するような作品を考えているとのこと。
- これにより、Raphael van Lierop氏の“The Long Dark”に対する直接的な貢献は、来るWintermute最終章エピソード5の脚本となる予定。
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