米連邦取引委員会がActivision Blizzardの買収を巡る「Microsoft対FTC裁判」の判決を不服として控訴

2023年7月13日 11:13 by katakori
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
sp
「Activision Blizzard」

昨日、Microsoftの勝訴が報じられた「Microsoft対FTC裁判」ですが、交渉に向けた新たな動きが報じられた英競争・市場庁(以下:CMA)との調整を含む“Activision Blizzard”買収の動向に注目が集まるなか、新たに米連邦取引委員会(以下:FTC)がカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所による仮差し止め請求棄却の判決を不服として、アメリカ合衆国第9巡回区控訴裁判所への上訴を決定したことが明らかになりました。

今回の上訴によって、FTCが現地時間の7月14日正午に失効するActivision Blizzard買収の一時禁止命令を延長するためには、控訴裁判所の緊急停止命令を獲得する必要がある一方で、MicrosoftとActivision Blizzardの買収合意の期限が僅か5日後の7月18日に迫っており、場合によってはMicrosoftが控訴裁判所の停止命令を待たずにActivision Blizzardとの取引を完了させる可能性も考えられ、合意期限を迎える週明けの動きに改めて大きな注目が集まる状況となっています。

なお、今回の上訴について、MicrosoftのBrad Smith社長が声明を発表しており、FTCが根拠のない訴えを続けていることに失望していると述べ、この動きに対抗していくと強調。Activision BlizzardのMike Ybarra社長は、FTCの取り組みによって皆の税金が無駄に使われていると批判しています。

余談ながら、“Microsoft対FTC裁判”におけるMicrosoftの勝訴に伴い、イギリスではMicrosoftとCMAが共同で控訴手続きの延期を提出したことから、実務的な交渉に向けた動きが本格化したと見られていましたが、CMAについても今回の控訴手続き延期に伴い、Microsoftが提案した新しい条件に対する調査が改めて必要になると主張しており、こちらも今後の動向に改めて注目が集まる状況となっていました。

情報元及びイメージ:GameSpot, The Verge

本日のニュース一覧

おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
skyrim記
“Skyrim”記バックナンバーはこちら

“Skyrim”記リターンズバックナンバー
Lineスタンプ
おこめがLINEスタンプを作りました!
かわいい子達がたくさんいるのでよかったらどうぞ。

アーカイブ

doope.jpについて

doope.jpは国内外の様々なゲームに関するニュースをご紹介するゲーム総合情報サイトです。
当サイトに関するご質問等はお問合わせフォームをご利用頂くか、またはメールで[doopeinfo@gmail.com]までお問い合わせ下さい。
sp



About the author

かたこりTwitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。

おこめTwitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。

Tag

Copyright c image and method All Rights Reserved.