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“I Wanna Run the Marathon”や可愛いネコパズル“Clockwork Cat”、アイワナエディタ“I Wanna Maker”で知られるPatrick Traynor氏の新作として昨年3月にPC向けのローンチを果たした「Patrick’s Parabox」ですが、週末に国内外で本作のNintendo SwitchとPS5版がリリースされ、コンソール版のパブリッシャDraknek & Friendsがゲームプレイのハイライトを紹介するローンチトレーラーを公開しました。（参考：ニンテンドーeショップ/PS Store）

2020年のIGFでデザイン部門賞を獲得した“Patrick’s Parabox”は、箱を指定の場所に押して運び脱出する倉庫番系のパズルですが、箱の中で箱を運ぶ入れ子/合わせ鏡のような（文字通りパラドックスな）構造を特色としています。

Patrick’s Parabox

箱の中で箱を動かすために、その箱の中でさらに箱を動かす… Patrick’s Paraboxは、ユニークな再帰的システムを採用した受賞歴のあるパズルゲームです。箱の中に箱を出し入れしながら世界の仕組みを操るコツを覚え、箱の中に箱を入れた結果を先読みし、無限の繰り返しをうまく利用しましょう。ゲームが進むと、システムを一段と掘り下げるさまざまな仕掛けやメカニズムが登場します。

知恵を絞って用意した350以上のパズルは、プレイヤーを悩ませる障害であると同時に、システムの美しさを伝えるガイドです。どのパズルも新しいアイデアのたまものです。数合わせのパズルはありません！

次々と登場する新しい仕掛けを反映した、Priscilla Snowによる心安らぐ探究心に満ちたサウンドトラックやサウンドデザインも本作品のポイントです。

Patrick’s Paraboxは、Independent Games Festival 2020でExcellence in Designを受賞。IndieCade 2019ではフェスティバルセレクションに選ばれ、IndieCade Developers Choice賞を受賞しました。