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インディーデベロッパ“Fntastic”の新作として2021年にアナウンスされ、The Last of UsやTom Clancy’s The Divisionを想起させるオープンワールドサバイバルMMOとして注目を集め、その後の様々な紆余曲折を経て、今月8日にSteam Early Access版のローンチを果たした「The Day Before」ですが、当初想定されていたものよりもはるかに限定的で品質が荒く、Steam史上類を見ない低評価作品となった早期アクセス版の動向に注目が集まるなか、“Fntastic”が声明を発表。「The Day Before」の早期アクセス版発売から僅か4日でスタジオの閉鎖を決定したことが明らかになりました。

“Fntastic”の報告によると、今回の閉鎖は“The Day Before”のリリースに伴う財政的な破綻によって、スタジオの運営資金が不足したことによるもので、“The Day Before”の販売から得た収益は全て提携先への返済に充てられるとのこと。

ローンチ前後に“Fntastic”が明言していたパッチはリリースされないものの、PropnightとThe Day Beforeのサーバについては当面稼働を継続することが判明しています。

また、“Fntastic”は、The Day Beforeの開発に全力を尽くしたものの、自分たちの実力を見誤っていたとして、プレイヤーに謝罪の言葉を伝えています。

なお、スタジオ閉鎖の発表に伴い、既にSteamの“The Day Before”販売が停止されたほか、公式YouTubeの全動画が削除され、スタジオのCEO Eduard Gotovtsev氏も自身のXを削除しています。

Official statement. #fntastic #thedaybefore #propnight pic.twitter.com/AKcRHeIaIW

— Fntastic (@FntasticHQ) December 11, 2023