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かつてCD PROJEKT REDで活躍したKonrad Tomaszkiewicz氏が2022年2月に設立し、元CD PROJEKT REDのベテランたちと共にAAA規模のダークファンタジーCRPGの開発している「Rebel Wolves」ですが、CRPGの聖杯を取り戻しジャンルを革新すると謳ったデビュー作の動向に期待が掛かるなか、新たに“Rebel Wolves”が声明を発表し、同じくCD PROJEKT REDで活躍したベテランMateusz Tomaszkiewicz氏のスタジオ入りを報告。傑作“ウィッチャー3 ワイルドハント”のードクエストデザイナーとナラティブデザイナーを務めたベテランが“Rebel Wolves”のクリエイティブディレクターに就任したことが明らかになりました。

“Rebel Wolves”入りを報告したMateusz Tomaszkiewicz氏は、昨今素晴らしいRPGが多く登場しているものの、まだ十分なスペースが残されているだけでなく、より魅力的な物語を求めているプレイヤーも存在していると語り、かつての友人たちと共に自分たちがプレイしたいと感じるRPGの創出を目指すと説明。

さらに、氏はリプレイ時に様々な選択肢や実験的な試みの余地があるような体験を目指していると伝えており、多くのベテランが集う“Rebel Wolves”のデビュー作に改めて期待が掛かる状況となっています。

なお、Mateusz Tomaszkiewicz氏は“The Witcher: Enhanced Edition”の開発時にCD PROJEKT RED入りしたベテランで、“The Witcher 2: Assasins of Kings”のシニアクエストデザイナー、“The Witcher 3: Wild Hunt”のリードクエストデザイナーとナラティブデザイナー、“サイバーパンク2077”のクエストデザインディレクターを務め、2021年5月にCD PROJEKT REDを退職。その後はRiot Gamesに参加し、“League of Legends”ユニバースのMMORPGプロジェクト開発に取り組んでいました。

また、“Rebel Wolves”のデビュー作となるRPGの詳細は不明ですが、Unreal Engine 5を採用する新世代機/PC向けの独自IPとなるほか、シリーズ化を念頭に置いたストーリー重視の作品を開発していたことが報じられていました。

■ 再掲：Rebel Wolvesに在籍する主要な開発者

• Konrad Tomaszkiewicz氏（CEO兼ゲームディレクター）
• Jakub Szamałek氏（ナラティブディレクター兼メインライター）：サイバーパンク2077と奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ、グウェント ウィッチャーカードゲームの元プリンシパルライター
• Daniel Sadowski氏（デザインディレクター）：初代The Witcherと続編の元エンジンプログラマ、Nitreal Gamesの元共同創設者
• Tamara Zawada氏（アニメーションディレクター）：CD PROJEKT REDの元リードアニメーター、People Can FlyやFlying Wild Hog、Capcomでも活躍したベテラン
• Bartłomiej Gaweł氏（アートディレクター）：CD PROJEKT REDの元プリンシパルコンセプトアーティスト、Flying Wild Hogのリードコンセプトアーティストも務めた
• Michał Boryka氏（CFO）
• Robert Murzynowski氏（スタジオヘッド）