先日、2週間近い発売延期が報じられたFool’s Theoryの新作RPG「The Thaumaturge」ですが、2024年3月4日(国内Steamは3月5日)の発売がいよいよ数日後に迫るなか、新たにパブリッシャー11 bit studiosが本作の発売に先駆けて11種のファクトを紹介する解説トレーラーを公開しました。
非常に複雑な状況にある1905年のワルシャワが舞台となる独創的な設定をはじめ、一族から霊的な存在“Salutor”を使役する能力を受け継いだ主人公ヴィクトルの出自、ラスプーチンやニコライ二世を含む歴史上の人物が深く関係する奥深いストーリー(1905年といえば、ラスプーチンがロシア帝国の中枢で権力を持ち始めた年であり、帝政の終焉に向かって文字通り事態が転がり始める極めて特殊な時期でもある)、スラヴ神話や民間伝承に基づくこの時代特有の神秘主義と超自然的な存在、主人公ヴィクトルのスキル進行や能力のカスタマイズ、本格的な捜査要素、ターンベースの戦闘システムなど、実に楽しそうなディテールが確認できる最新映像は以下からご確認ください。
The Thaumaturge
The Thaumaturgeは物語を重点に置くアイソメトリックRPGだ。戦闘、キャラクターの成長要素、そして調査システムには独自の発想が生かされている。さらにプレイヤーは、Salutorと呼ばれる謎の幽霊のような存在や、不可思議な力で満ちた世界の中で、道徳観を試すような選択を迫られる。
時は1905年。ワルシャワはロシア帝国による圧政の元にある。ロシア人の兵士、ユダヤ人の商人、ポーランド人の町民などの多種多様な祖先、価値観、信念を持ち、ときには利害の対立を起こすような、多様性に富んだ人々がそこに住んでいる。そういった状況の中でもワルシャワは、上流階級の豪華絢爛なパーティーに参加した帰り道にプラーガ地区の暗い路地で強盗に遭うような、喧々たる大都市である。大きな希望や夢のある街ではあるが、一方で黒い欲望も渦巻いているのだ。
ソーマタージは才能と同時に重荷を背負っている。それは、一族の事柄によってワルシャワの街の騒動に引き寄せられる、同名の主人公であるヴィクトル・シュルスキにも同じです。ソーマターギーという能力も、祖先から受け継がれたゆえ、一族の事柄とも考えられるだろう。ソーマターギーは霊的な存在とその宿主を探し求めるというヴィクトルの生き方を決定づけた。ソーマタージだけがサルーターと呼ばれる霊的な存在を手懐けることができ、それゆえ人間の魂に隠された秘密を読み解き闇と対話できるので、ヴィクトルは誰にでもそれぞれの悪魔がいることを誰よりも熟知している。
■ 特徴
- 物語を形作れ – 本格RPGの本作では、あなたが選択を決断し、それによって引き起こされる結果に立ち向かいます。
- キャラクターの成長要素 – あなただけの超常能力者を作り、さまざまな手段で状況に対処しましょう。
- ユニークな戦闘システムにより、人間による攻撃や、Salutorによるサイキック攻撃によって相手を倒します。
- 影響を与え操作する能力により他のキャラクターの性質を変え、あなたの意思のままにできます。
- Salutorの力を使いこなせ – Salutorの力を利用して有利に世界を探索し、立ち向かってくるものをその力で打ち倒しましょう。 消えゆく世界を目撃せよ – 広くは知られていないものの、歴史的研究が進んでいるXX世紀初期のワルシャワを探検しましょう。ここでは、上流社会と闇社会が表裏一体となっています。更には歴史上の人物が登場し、物語を彩ります。
- Unreal Engine 5で開発される精細で美しい世界をお楽しみいただけます 。
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