人気4xRTSシリーズ最新作「Sins of a Solar Empire II」の発売日が2024年8月15日に決定、新トレーラーも

2024年8月2日 10:32 by okome
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「Sins of a Solar Empire 2」

10年に渡って人気を博した4xRTS“Sins of a Solar Empire”のナンバリング続編として、2022年9月にアナウンスされたIronclad GamesとStardock Entertainmentの新作「Sins of a Solar Empire II」ですが、新たにStardockが30年以上に及ぶ終わりのない戦争と種族間の争いを描く新トレーラーを公開し、Steam向けの発売日を2024年8月15日(国内Steamは8月16日)に決定したことが明らかになりました。

「Sins of a Solar Empire II」は、初代に続いてTrader Emergency CoalitionとVasari Empire、Advent Unityの戦いを描くリアルタイムストラテジーと4xゲームのハイブリッド作品で、マップや戦略に変化をもたらす惑星の公転軌道、戦術バトルの広範囲な拡張、最大10人プレイ可能なマルチプレイヤーマッチ、カスタマイズ可能な新規の経済モデル、ゲーム内MODブラウザといった要素を特色としています。

シンズ・オブ・ア・ソーラー・エンパイア 2

リアルタイム制戦術級ゲームと4Xゲームの奥深さが融合し、各所で高い評価を受けた宇宙戦略ゲームの新作、それが「シンズ・オブ・ア・ソーラーエンパイア 2」です。プレイヤーは最高権力者であると同時に戦闘指揮官でもある存在となり、6つの陣営のうち1つを率い、種族の存亡を賭けた戦いに挑むことになります。

リアルタイム制戦術ゲームと4Xゲームが合体

本作にターンという区切りはありません。戦闘モードも、戦略モードもありません。あらゆる物事がモードの切り替わりなく、しかもリアルタイムで進行します。

画面を拡大すると即座に戦場となり細かな命令が可能。そこではミサイルや砲台や艦船が一つ一つ描写されており、その働きが戦いを左右します。画面を縮小すると、たちまち小惑星、衛星、惑星などが公転する様子が映る戦略図となり、帝国を管理できます。

他では味わえない興奮

シンズ・オブ・ア・ソーラーエンパイア 2は、広大な帝国や大艦隊だけではなく、このシンズ2でしか体験できない胸躍る瞬間を楽しめるゲームです。

  • 奇襲: いびつな軌道を描く小惑星に副艦隊を編成しておき、敵の後背地に接近する時を狙って奇襲を仕掛け、蹂躙。
  • 身代わり: こちらの本星への爆撃を企てる敵艦隊。惑星保護シールドを出力する味方の基地が標的に。基地に迫るミサイル群を巨大なタイタン級艦が受け止め、本星への爆撃を阻止。
  • 防壁の陣: 壁のように展開した迎撃艦を前に出し、やられやすい長距離攻撃艦を爆撃機とミサイルから保護。
  • 機動力で翻弄: 高速艇を機動的に運用し、護衛の無い敵の大型艦を翻弄。高火力だが旋回の遅い砲では、機敏な攻撃隊を捕捉することもできない。
  • 影響力で支配: 拡張主義を取る敵対的な非プレイヤー陣営を感化して国境の安全を確保。同時に余剰の影響力を行使し、強力な装備をオークションで競り落として、自軍最強の主力艦に装備。
  • 裏切り: 同盟を組んで背後を突かれる懸念を払拭。ただし、有効期限には要注意。条約の期限切れを見計らって、「同盟国」であった連中がこちらの後方に艦隊を差し向けるかもしれない。

様々な魅力

形を変える銀河: 恒星を中心に天体がリアルタイムで公転。銀河は徐々に形状が変化していきます。新たな前線、今までにない好機。銀河の推移は一時間後まで確認できるので、先を想定して作戦を練りましょう。

大きく異なる三種族: 時は、大戦歴35年。新興勢力のTEC、異星人ヴァサーリー、狂気に歪んだアドヴェントの三種族は、生存のために適応と進歩を重ねてきました。

  • TEC: ゲームの舞台となる銀河の一郭に元々居住していた人類型種族が、異星人国家ヴァサーリー帝国と戦うために組織したのがTECです。産業基盤を維持し、軍備の資材を調達する手段として、貿易の占める面が大きい種族です。TECとは、Trader Emergency Coalition(「トレーダー」による危機対策機構)の略です。
  • ヴァサーリー:一万年の昔、数百を超える惑星と幾十もの知的生命体を支配する帝国を築いていた種族ですが、現在は正体不明の敵から逃亡する身です。フェイズ・スペースという空間に精通し、その制御術を活かして星々を征服。逃亡の旅に必要な資源を集めています。
  • アドヴェント:1000年以上前にTECの前身である組織「トレーダーズ」から追放された集団が、機械で増幅した超能力とユニティの力を具え、常軌を逸した組織となって戻ってきました。ユニティとは、アドヴェントに属する人々の集合意識が破壊の力として顕在化したものです。

ゲーム開始時の環境も、ゲーム進行や戦略の構成も、ユニットも、特殊能力も、アイテムも、研究技術も、種族によって全然違います。更に今作では、ゲームの局面を動かす新エンパイア・システムにより、前作とは次元の異なる戦略が選択肢に加わります。

  • TECの新貿易システム: 個々の輸出資源に割り当てる輸送力を必要に応じて調整。状況に合わせて経済を劇的に変化させる。
  • ヴァサーリーのフェイズ・スペース共鳴システム: フェイズ・スペース共鳴力を収集する施設を計画的に配備し、銀河全体に作用するフェイズ・スペース制御効果をカスタマイズ。
  • アドヴェントのユニティ・システム: 領土内の住民の意思を接続し、マップ全体に波及するユニティの潜在能力を解放。

陣営の選択肢は6つ: 三種族は更に派閥に分かれており、特性とプレイスタイルはそれぞれの行動理念や目標を反映したものになっています。例えばTECの「同胞至上派」は、異種族排除の謂わば「人類第一」帝国で攻撃を重視。ヴァサーリーの「逃避優先派」は、帝国が銀河を旅するのに必要な資源のためなら惑星を破壊することも厭いません。

戦闘処理: 戦闘の処理は細かく、戦術面も大変奥深くなっています。砲塔には旋回角度と速度が決まっているので、様々な要素を念頭に入れて攻撃することが重要です。ミサイルの挙動もシミュレートされており、艦船を盾にすることも、迎撃兵器で撃ち落とすことも可能です。シールド、装甲、船体耐久力の計算も一新。運用するユニットと戦法に纏わる判断材料が前作以上に多様になっています。

帝国の統治: 惑星や艦船の情報確認、カスタマイズ、アップグレードは一つのメニューで網羅。探しているユニットはどこだとあちこちクリックして回る面倒とは無縁です。研究の指示やユニットの生産は、インテリジェント・コンストラクション・システムの補助で、前提要件を含めて一括で。

艦隊管理: 艦隊システムを刷新し、艦隊の援軍として任意の艦艇を要請する機能を追加。援軍に指定した艦船は、自動的に状況に適した造船所の生産リストに加わり、艦隊に合流します。インテリジェント・コンストラクションと合わせて、プレイヤーは重要な決断や全体の戦略に集中できます。

ユニットのカスタマイズ: 種族や惑星の環境によって異なる設備で惑星地表面の開発をカスタマイズ。主力艦やタイタン級艦や宇宙基地をカスタマイズして、艦隊編成の弱点を補ったり、意図する戦略に特化させることもできます。

非プレイヤー陣営: どのプレイヤーにも属さない矮小陣営が銀河に陣取っていて、資源取引や珍しいアイテムのオークションを提案してきます。感化できれば、強力な特殊能力が自分の手に。友好関係を築くも、敵に利用されないよう滅ぼすも、プレイヤー次第です。

外交: 新たな提案・反対システムや惑星の譲渡・要求の他、期限付き停戦協定を導入。残り時間にはよく気を付けましょう。

マルチコア対応64ビット・エンジン:シンズ2のゲームエンジンには、利用可能なCPUコアとRAMを最大限に活用し、現在は勿論、今後の発展も見据えてパフォーマンスを最大化できる性能があります。ダイナミック・ライティング、フィジカル・ベースド・レンダリング、高解像度テクスチャーなどが調和した映像は壮観です。

最大10人のマルチプレイヤーサポート: オンラインシステムはクラウドベース。「参加コード」式の接続にもロビー形式の募集にも対応しており、手軽にネット経由で他の人と遊べます。またプレイヤーが切断、又は一時離脱した場合でも再参加できるようになりました。後から参加するフレンドがやってくるまでAIプレイヤーに代わりを務めておくこともできます。

ゲーム内Mod管理機能: Modの管理をゲームに統合。Modの検索、インストール、共有も楽ちん。プレイヤー制作マップも、マルチプレイヤーゲーム参加者に自動で共有されるので、ダウンロードしておく手間が省けます。

覚えるのは易しく、極めるのは難しい内容: 見やすく直感的に操作できるユーザー・インターフェースなので、すぐゲームを楽しめます。しかし、本当の達人でなくてはそれぞれの陣営は極められません。

情報元及びイメージ:Steam, Steam

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