傑作アドベンチャー“Gone Home”と“Tacoma”、そしてBioShock 2の傑作DLC“Minerva’s Den”を生んだカリスマ的なクリエイターSteve Gaynor氏によるパワハラと女性差別問題が発覚し、2023年5月に“Open Roads”チーム全員がスタジオを離脱したことで、Steve Gaynor氏の個人スタジオとなっていた名門“Fullbright”ですが、この問題を通じて自身の過失と責任を認め、猛省と共に自身の適性がプロジェクトの管理や業務の指揮になかったとして、個人開発者の道を選び、未発表のプロジェクトに取り組んでいたSteve Gaynor氏とFullbrightの動向に注目が集まるなか、昨晩Fullbrightが突如として新作「TOILET SPIDERS」の早期アクセス版をリリース。日本語対応済みの奇妙な作品が購入可能となっています。
「TOILET SPIDERS」は、Steve Gaynor氏が個人開発者として計画を始動した、小規模かつひねりのあるローファイな作品群の新アンソロジー“FULLBRIGHT Presents”の第1弾タイトルで、トイレと蜘蛛をテーマにした脱出ゲームです。
体験を損なわないよう詳細は伏せますが、Steve Gaynor氏は、映画“サイコ”がシャワーの、“ジョーズ”が海の印象を変えたように、“トイレ”の見る目を変えるのが「TOILET SPIDERS」だと語る一方で、奇妙な設定の中核には、“Fullbright”のゲームとは何か?という問いが含まれていると説明。チャールズが決して取り戻せない喪失感を受け入れ前に進んだように、サムが友人や家族との関係と自身のアイデンティティの折り合いを付けようと苦悩し、或いはTacomaステーションのクルー達が極めて困難な状況に直面しながらも団結し、互いの違いを乗り越えて協力したように、人間性について、或いは自分自身について学ぶことをテーマにした作品であることを明らかにしています。
冒頭でご紹介した経緯と失敗、数年に及んだ自身との対峙を経て、Steve Gaynor氏がどんなゲームを作り上げたのか、気になる方は廃墟と化した謎の研究施設で蜘蛛の恐怖に立ち向かってみてはいかがでしょうか。
Fullbright Presents TOILET SPIDERS
PSYCHO がシャワーに与えた影響…
JAWS が海に与えた影響…
トイレを見る目が変わります!
運試しをしてください。ミッションを達成してください。生きて脱出してください。勇気があれば。
Toilet Spiders は、短くて奇妙なローファイ ゲームのアンソロジー シリーズ、FULLBRIGHT PRESENTS の第一弾です。Toilet Spiders では、あなたは死にますが、やがて状況を有利に転じ、人々のヒーローになる方法を学びます。
幸運を祈ります。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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