傑作アドベンチャー“Gone Home”と“Tacoma”を生んだFullbrightの新作として、2020年末にアナウンスされたものの、その後スタジオの創設者でBioShock 2の傑作DLC“Minerva’s Den”を生んだクリエイターとしても知られるカリスマ的な開発者Steve Gaynor氏のパワハラと女性差別問題が浮上し、当時クリエイティブリードを務めていたSteve Gaynor氏を排した状態で開発を継続していた期待作「Open Roads」ですが、その後の動向とチームの状況に注目が集まるなか、新たにSteve Gaynor氏がスタジオのニュースレターを公開し、“Fullbright”が本作の開発から完全に外れることが明らかになりました。
Steve Gaynor氏によると、今後Open Roadsの開発チームは“Fullbright”に所属せず、名称を“The Open Roads Team”と改め「Open Roads」にクレジットされるほか、当初の発表通りSteve Gaynor氏は本作の開発から完全に身を引いていることが改めて明言されています。
前述したパワハラ問題の報道から2年が経過し、しばらく表舞台から姿を消していたSteve Gaynor氏は、プロジェクトとチームから離れた2年の間、これまでの行為を猛省し、人との関わり方、そして自分に最適な役割を考え直してきたと説明。自身の強みが大きなプロジェクトの管理や他者の仕事の指揮になかったことに改めて気付き、スタジオのメンバーに与えた悪影響を心から後悔し、もっとも早く対処すべきだったこと、そして全てが自分の責任であることを伝えています。
Steve Gaynor氏は、この反省を踏まえ、自らの役割や仕事との関わり方を見直す過程で、ここ1年ほどはソロ開発者として単独で“Fullbright”の未発表新作に取り組んでいるとのこと。
今のところ、“The Open Roads”の新たな開発チームである“The Open Roads Team”の詳細は不明ですが、新たな体制で期待作のビジョンを十分に描ききることができるか、今後の続報と進捗に改めて大きな期待が掛かるところです。
とある秋晴れの日、テス・ディバインと彼女の母親オパールは、家の屋根裏部屋に注意深く隠されていた、古いメモや手紙の入った箱を発見します。 根深い家族の秘密の手がかり、数十年前の強盗事件、カナダ国境近くのどこかで失われた財産…彼女たちが見つけたものは、さらに暗い謎を示唆しており、そのまま触らずにおいておくのが最善のようでした。
しかし、そんなわけにはいきません。
『Open Roads』では、テスとオパールがロードトリップアドベンチャーに乗り出し、長い間忘れられていた一連の家族の所有物を探すことにより、過去を発掘します。 二人は、オパールが長い間かけて忘れようとしてきた、埋もれた記憶の鍵となる場所の跡をまわり調べます。 そして探索するうちに、母と娘は彼女たちが探していた真実だけでなく、お互いを発見することに…。
特徴:
- 16歳のテス・ディバインとして、母親と共にロードトリップに出かけ『Open Roads』の物語を体験し、時の流れに取り残された記憶を呼びおこす場所を探し、手がかりを発見してください。
- 次の目的地に向かう途中、車の中でくつろいだり、ラジオをいじったり、お母さんとおしゃべりしたりして、なつかしいロードトリップの雰囲気を満喫。
- ディテール豊かな一人称視点の環境と、美しい手描きアニメーションのキャラクターが融合した、アドベンチャーに命を吹き込む画期的なアートスタイル。
- ユニークで興味をそそる、インタラクティブな対話システムが物語を動かし、キャラクターの欠点・秘密・隠された真実を明らかにしていきます。
- ストーリーゲーム『Gone Home』や『Tacoma』の製作で高い評価を受け受賞歴のある製作チーム、Fullbrightによる母娘旅・ロードトリップアドベンチャー。
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