“Halo”のパロディWebシリーズ「Red vs. Blue」や人気Webアニメシリーズ「RWBY」、数々のポッドキャストで知られ、昨年5月に迎えた“Red vs. Blue”最終シーズン“Restoration”のリリースに併せて、多くのファンに惜しまれつつ21年に及んだスタジオの歴史に幕を閉じた「Rooster Teeth」ですが、新たにスタジオの共同創設者の1人として長年同ブランドの成功を支えたBurnie Burns氏が「Rooster Teeth」の復活を発表。自身のプロダクション“Box Canyon Productions”を通じて、「Rooster Teeth」ブランドとアセットの大部分を買収したことが明らかになりました。
今のところ、新生「Rooster Teeth」がどういった活動を行っていくのか、スタジオの規模を含む詳細は不明ですが、Burnie Burns氏は「Rooster Teeth」の原点回帰を掲げ、ファンと共に新しい章を築いていくと説明しています。
「Rooster Teeth」のアセットについては、Warner Bros. Discoveryが“Red vs. Blue”の売却に関する交渉を進めている旨が報じられていましたが、今のところその行方は不明で、“Red vs. Blue”の父Burnie Burns氏がこの買収によって“Red vs. Blue”を手に入れるか、さらなる続報に大きな期待が掛かるところです。(※ RWBYの権利はViz Mediaが所有していることから、新生“Rooster Teeth”による復活はない模様)
余談ながら、「Rooster Teeth」の閉鎖は、不採算事業を整理していた親会社Warner Bros. Discoveryの決定によるもので、閉鎖時には150名を超える従業員が解雇され、同スタジオで働いていた多くの契約社員やコンテンツクリエイターが影響を受けていました。(※ かつて名物フロントマンだったBurnie Burns氏は、2020年に“Rooster Teeth”を離れ、スコットランドに移住していたものの、“Red vs. Blue”最終シーズンのリードライターとして一時復帰し、脚本を担当していた)
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