本日、Ubisoftがプレスリリースを発行し、「Assassin’s Creed」と「Far Cry」、「Tom Clancy’s Rainbow Six」ブランドに特化した新たな子会社の設立を発表し、Tencentが新会社の少数株主となる11億6,000万ユーロ(約12億5000万ドル、約1,890億円)規模の出資を行ったことが明らかになりました。
今のところ、この新子会社の名称を含む詳細は不明ですが、Ubisoftは(発表前の段階で合算の評価額が約40億ユーロ相当と想定する)同社最大のフランチャイズ3種を専門に扱う子会社の設立について、Tencentの参画により「Assassin’s Creed」と「Far Cry」、「Rainbow Six」の資産価値を明確にし、バランスシートを強化することで、人気フランチャイズの長期的な成長と成功を実現するために最良の条件を整えると説明。専任の自律的なリーダーシップチームにより、これらブランド3種に特化した独自のエコシステム構築にフォーカスすると伝えています。
また、新子会社の設立に伴い、「Assassin’s Creed」と「Far Cry」、「Rainbow Six」の開発を主導してきたMontréalとQuebec、Sherbrooke、Saguenay、Barcelona、Sofiaの開発チームがこの新子会社に移管されるほか、前述した3種のIPについてはUbisoftが今後も所有し、子会社にライセンスとロイヤリティが付与されるとのこと。
一方で、親会社のUbisoft側は「Tom Clancy’s Ghost Recon」や「Tom Clancy’s The Division」フランチャイズを含む高パフォーマンスタイトルの成長を加速させ、厳選された新規IPや最先端技術を用いるゲームエンジンの開発、各種オンラインサービスの提供に注力と説明しており、グループの将来的な事業モデルを後日アナウンスする予定となっています。
なお、新子会社の設立に関するUbisoftとTencentの取引は2025年末までに完了する予定で、この分割がどんなUbisoftと各種フランチャイズにどんな影響をもたらすか、予てからモントリオールが開発を主導している“Assassin’s Creed”シリーズ最新作コードネーム“HEXE”を含む今後の動向に改めて大きな注目が集まるところです。
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