「Medal of Honor: Above and Beyond」に収録された“Colette”がアカデミー賞の短編ドキュメンタリー部門にノミネート、Respawnがビデオゲーム史上初の偉業を達成

2021年3月18日 12:11 by katakori
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「Medal of Honor: Above and Beyond」

DreamWorks Interactive時代に初代“Medal of Honor”のディレクター兼ライターを務めたベテランPeter Hirschmann氏が開発を率いるVR向けの新作として、昨年12月にローンチを果たしたRespawn Entertainmentの新作「Medal of Honor: Above and Beyond」ですが、先日第93回アカデミー賞の部門別ノミネート作品がアナウンスされ、なんと本作に収録された本格的なドキュメンタリー作品の1つ「Colette」が短編ドキュメンタリー部門へのノミネートを果たしたことが明らかになりました。

“Medal of Honor: Above and Beyond”のドキュメンタリーは、大戦を生き延びた退役軍人や生存者が未だに忘れ得ない心の傷を負った場所を再訪し、過去に対峙することでそれぞれに何らかの解決を得る過程に焦点を当てる作品群で、RespawnのゲームディレクターPeter Hirschmann氏が製作総指揮を務め、エミー賞受賞作家のAnthony Giacchino氏が監督を担当、さらにVince Zampella氏が共同製作総指揮を務めています。

なお、今回アカデミー賞の短編ドキュメンタリー部門にノミネートされた“Colette”は、幼いころにフランスのレジスタンスに所属し、ナチスの強制収容所で兄を殺された90歳の女性Colette Marin-Catherine氏が、歴史を学ぶ若い学生Lucieと出会い、戦後初めてドイツを再訪し、兄の死と向き合う様子を描いた作品で、60年以上の時を経てなお蘇る当時の恐怖や悲しみに抗いつつも、若いLucieに重要な教訓と願いを託す非常に感動的な内容となっています。

参考:Guardian紙が公開した短編ドキュメンタリー“Colette”の本編映像

ビデオゲームスタジオが製作した映像作品のアカデミー賞ノミネートは、文字通りビデオゲーム史上初の偉業ですが、2010年の設立以来次々と傑作を生み出しているRespawn Entertainmentの新たなマイルストーンが短編ドキュメンタリー部門を制することができるか、4月26日に執り行われる第93回アカデミー賞授賞式の開催に大きな期待が掛かるところです。

参考:“Medal of Honor: Above and Beyond”のローンチトレーラー

情報元及びイメージ:PC Gamer, The Guardian

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