本日、Valveが2021年1月1日から2021年12月15日までの期間を対象とする「Steam」の2021年年間ベスト作品をアナウンスし、総収益やプレイ時間等に基づく全6部門のプラチナ/ゴールド/シルバー/ブロンズ作品が明らかになりました。
“Valheim”や“Battlefield 2042”、“New World”を含む新作と共に、“Counter Strike: Global Offensive”と“Grand Theft Auto V”、“Dota 2”が6年連続でプラチナ入りを果たした総収益部門(本編の売上+ゲーム内販売+DLC販売の合算)をはじめ、ローンチ後2週間の販売に基づく新作部門、“サイバーパンク2077”が見事プラチナ入りを果たした最もプレイされたゲーム部門など、興味深いラインアップと傾向が窺える今年のSteamベスト作品は以下からご確認ください。
■ 総収益に基づく年間トップ100ゲームのプラチナ作品(参考:タイトルリスト)
その名のとおり、売上上位のリストには2021年にSteamで最も収益を上げた100ゲームが含まれています。 総収益の計算には、2021年1月1日から2021年12月15日までにおける、Steam上の各ゲーム本編の売上、ゲーム内取引、DLCの売上を参考にしています。
恒例の売上上位リストを作成するのも今年で6回目となりましたが、毎年リスト入りする常連ゲームや、一気に上位に上り詰めた新しいヒット作を振り返って眺めるのは大変興味深い体験です。
このリストに初めて登場したタイトルに関しては、2021年はプラチナカテゴリーだけでなくリスト全体で、今年デビューしたゲームにとって良い年となったと言えるでしょう。 今年デビューしたゲームの内、6ゲームがプラチナカテゴリー入りを果たしました(『New World』、『Valheim』、『Naraka: Bladepoint』、『Apex Legends』、『Battlefield™ 2042』、『Dead by Daylight』)。リスト全体では、3分の1以上が初めて売上上位にリスト入りしたゲームです。 これらのデビュー作品の多くは2021年の新作ですが、開発者や、プレイヤーによる熱心なコミュニティサポートの継続的な情熱の現れとして、いくつかの古いタイトルもトップ100にランク入りしています。
それと同時に、毎年トップを走るゲームの多くが今年もSteamでの成功を収めました。 『Dota 2』、『CS:GO』、『Grand Theft Auto V』はどれも6年連続でプラチナカテゴリーの座を守っています。2021年を通してこれらのゲームをプレイしていた情熱的なファンの皆さんにとっては当然の結果と言えるでしょう。 『PUBG: BATTLEGROUNDS』と『Tom Clancy’s Rainbow Six Siege』のプラチナカテゴリー入りは4回目となります。
2019年のSteamでのリリース以来3年連続プラチナカテゴリー入りしている『Destiny 2』にも祝意を表します。
- New World
- DOTA 2
- Destiny 2
- Dead By Daylight
- Counter Strike: Global Offensive
- Valheim
- Battlefield 2042
- NARAKA: BLADEPOINT
- Apex Legends
- PUBG: BATTLEGROUNDS
- Grand Theft Auto V
- Rainbow Six: Siege
■ 総収益に基づく年間トップ新作のプラチナ作品(参考:タイトルリスト)
Steamのブログを年間を通じてご覧になっている皆さんなら、2021年も各月にリリースされたゲームの上位20作品に焦点を当てたリストを目にしたことがあるかもしれません。 これらのリストを一か所で簡単に確認できるようにまとめました。また、一年全体で売上トップ25位に入った新作のリストも作成しました。 このリストは、2021年にリリースされた何千ものゲームの中から、リリース後2週間の収益を基に上位25にランクインしたゲームを紹介しています。
昨年の新作リストでは、年間トップ25位にランクインしたゲームが最も多かったのはどの月であるかに注目しました。 今年も同じ点に注目し、比較すると面白いのではないかと考えました。 昨年度と同様、大成功を収めたトップリリースは秋に集中し、冬の間は少し落ち着いていました。 2021年はどの月からも新作がトップ25位にランクインしており、とても嬉しく思います。
- Back 4 Blood
- Farming Simulator 22
- New World
- Naraka: Bladepoint
- Valheim
- Forza Horizon 5
- Outriders
- Battlefield 2042
- Mass Effect: Legendary Edition
- Halo Infinite
- Age of Empires 4
- Resident Evil Village
■ 同時プレイヤーのピーク数に基づく年間トップゲームのプラチナ作品(参考:タイトルリスト)
商業的成功に基づいた上記のリストとは異なり、最もプレイされたゲームのリストでは、2021年12月15日までに最もプレイヤー数の多かったゲームをまとめています。 1年間でプレイヤー数が3万人を超えたすべてのゲームを対象とし、達成したプレイヤー数を基に分類しました。 例年同様、無料ウィークエンドやギブアウェイ、その他の変則的なイベントによるプレイヤー数の一時的な急増は除外しています。
「最もプレイされたゲーム」と呼ばれるのに十分な興味とサポートを得る製品を制作することは、それだけでも大変な困難を伴いますが、 ゲームがそれを達成すると、開発者は、何千人ものプレイヤーを管理するというまったく新しい課題に直面します。 今年最もプレイされたゲームの多くが、これらの課題を克服するために、Steamの2つの新機能を最大限に活用していることに気づきました。Steam PlaytestとSteam Nextフェスです。 どちらも、開発者が製品を何千人ものプレイヤーの手に渡し、サーバーの負荷をテストし、マッチメイキングの機能を調整しながら、コミュニティの興奮とウィッシュリストの数を増大させることができます。 最もプレイされたゲームを実際にプレイしていたプレイヤーにとってのSteam PlaytestとNextフェスは、開発を垣間見るまたとない機会であるだけでなく、十分な情報をもとに自信を持って購入するための判断材料も提供します。
- PUBG: BATTLEGROUNDS
- Valheim
- Rust
- New World
- Counter Strike: Global Offensive
- Halo Infinite
- Apex Legends
- Cyberpunk 2077
- Grand Theft Auto V
- DOTA 2
■ 総収益に基づく年間トップ早期アクセス卒業ゲームのプラチナ作品(参考:タイトルリスト)
早期アクセスリストには、2021年に早期アクセスを卒業した売上上位ゲームが含まれています。 このリストは2021年12月15日までに早期アクセスを卒業したアプリの全収益をもとに作成されました。
早期アクセスは、2021年を通してSteamにおける人気の開発モデルであり続け、今年は1000以上のゲームが早期アクセスを通してリリースされました。 ただし、このリストは、デビューから長い道のりを経て卒業したゲームが対象です。 早期アクセス期間中の各マイルストーンを達成しながら迅速な進歩を遂げたゲームもあれば、長年の開発を通して着実に進歩したゲームもあります。 道のりや物語はそれぞれ異なりますが、どのゲームも早期アクセスが生み出す素晴らしいゲームの輝かしい見本となっています。
- Solasta: Crown of the Magister
- Totally Accurate Battle Simulator
- Medieval Dynasty
- Draw & Guess
- Endzone – A World Apart
- Skul: The Hero Slayer
- GTFO
- Chernobylite
- Breathedge
- Wildermyth
- Subnautica: Below Zero
- Hell Let Loose
■ 総収益に基づく年間トップVR専用エクスペリエンスのプラチナ作品(参考:タイトルリスト)
このリストでは、2021年のVR専用タイトルの売上上位100作品を紹介します。 売上上位リストと同様に、このリストは収益を基に作成されています。 Steamでは多くのゲームがVRの補助的なモードや体験を提供していますが、このリストでは、仮想空間でのプレイに特化して設計された製品を紹介するため、対象をVR専用のゲームのみに限定しています。
2021年もVRのジャンルは成長を続け、年間を通じて500本以上のVR専用ゲームが新たにリリースされました。 今年の売上上位ランキングには、これらの作品が多数ランクインしており、初登場のタイトルも多数あります。しかし、今年も首位の座は揺るがず、プラチナカテゴリーに登場した新作は1本のみ(『Into the Radius』)でした。
このリストに入るにはVR専用であることが条件ですが、Steamにはこの1年を通して、VRサポートとVR専用モードを追加した既存ゲームが多くありました。 VRデバイスの購入を検討中の皆さんの中には、VRサポートオプションを備えたゲームをすでにライブラリ内にお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
- VR Kanojo / VRカノジョ
- Pavlov VR
- Hot Dogs, Horseshoes & Hand Grenades
- Into the Radius VR
- Half-Life: Alyx
- The Walking Dead: Saints & Sinners
- Arizona Sunshine
- Blade and Sorcery
- SUPERHOT VR
- Beat Saber
- The Elder Scrolls V: Skyrim VR
- BONEWORKS
■ コントローラ使用のデイリーアクティブプレイヤー数に基づく年間トップコントローラゲームのプラチナ作品(参考:タイトルリスト)
このリストでは、今年最も多くのコントローラセッションを記録したゲームを紹介します。 具体的には、2021年12月15日までに達成した、コントローラ使用のユニークプレイヤーの最大数に基づくゲームのランキングです。
2021年はSteam上のゲーム数とプレイヤー数が増加したため、それに伴い、今年のコントローラセッション数も増加したことは当然の結果と言えます。 コンソールコントローラ、フライトスティック、ダンスパッドなど、何百万ものユニークデバイスが、2021年中にプレイヤーとゲームをつなぎました。
スポーツジャンルのゲームでは、もともとコントローラの使用が一般的ですが、2021年は特にサッカーゲームにおいて、その傾向がさらに強まりました。 『EA SPORTS™ FIFA 21』は、その次作『FIFA 22』とともに、今年もプラチナカテゴリーに入りました。 さらに、その2作品だけではなく、『eFootball™ 2022』も加わったことにより、プラチナカテゴリーにおけるサッカーゲームのシェアは25%となりました。 しかし、リストをもう少し深く掘り下げてみると、その他の多くのスポーツゲームや、あらゆる入力デバイスで楽しめる他のジャンルのゲームもあり、バラエティーに富んでいます。
- Halo Infinite
- GUILTY GEAR -STRIVE-
- Grand Theft Auto V
- The Binding of Isaac: Rebirth
- Forza Horizon 5
- Monster Hunter: World
- EA SPORTS FIFA 21
- FIFA 22
- eFootball 2022
- Cyberpunk 2077
- Tales of Arise
- Apex Legends
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。