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2023年前半の発売が迫る一方で、しばらく続報が途絶えているBethesda Game Studiosファン待望の完全新作「Starfield」ですが、新たにBethesdaが本作のクエストに焦点を当てるFAQ映像を公開しました。

今回の映像は、“Starfield”のリードクエストデザイナーでメインクエストの開発責任者でもあるWill Shen氏がSNS経由で寄せられたファンの質問に答えるもので、ランダムエンカウントや太陽系、ファクションの仕様、コンパニオンに関する興味深いディテールが判明しています。

• ランダムエンカウントシステムについて：“Starfield”では、惑星全体に人類を入植させる必要があり、新たなプロシージャル技術によって惑星上に入植地が配置される。例えば、ある惑星の前哨基地を訪れた場合、そこにはある問題を抱えた人達が存在していて、メンバーの1人が海賊に誘拐され、彼を救うために海賊の拠点に向かうような状況が発生する。これは動的なコンテンツで、惑星の地表を歩いていると、動的に配置された入植地が存在するだけでなく、前述のようにその場所が抱える問題とリンクしたダンジョンが動的に生成される場合がある。Will Shen氏によると、現時点では基本的に全ての惑星上でこういったランダムエンカウントが生じる可能性があるとのこと。
• 太陽系と地球、火星について：メインクエストの早い段階で、（作品内の設定では“Old Neighborhood”と呼ばれている）太陽系を訪れることになり、“地球に何がおこったのか”という問いに触れることができる。一方、火星を訪れると、地球を去った人類が作り上げた最初期の入植地“シドニア”が存在している。シドニアは街全体が大きな問題を抱えており、多くの人に出会うことになる。
• ファクションクエストについて：本作のファクション（※ 現段階でプレイヤーが所属するコンステレーションに加え、自由恒星同盟、コロニー連合、紅の艦隊、傭兵組織エクリプティク、ヴァルーン家、メガコープRyujin Industries、Freestar Rangersが知られている）は、FO4のように排他的ではなく、Skyrimのように複数所属可能となる。プレイヤーの選択や決定が様々な勢力の行く末に影響を与えるが、プレイヤーが必ずしも各勢力のトップになるわけではない。
• クエストにおけるコンパニオンの存在について：本作に登場する仲間たちは、コンステレーションの物語を描くメインクエストとメインストーリーの中で、プレイヤーが下す決断に対して、様々な意見や見解を持つことになる。また、コンパニオンに頼る状況も発生するとのこと（例：NPCに「ここは通れませんよ」と言われた際、コンパニオンに「なんとかならない？」と尋ねることで、コンパニオンがプレイヤーの代わりに発言し、これについて良い結果や悪い展開が起こる場合がある）。また、コンパニオンとは装備品の交換も可能で、宇宙船の乗組員としても活躍してくれる。また、プレイヤーの決断はストーリーの展開だけでなく、コンパニオンの生死やファクションへの所属や離脱など、様々な影響を与え、色々なことが起こる。